ブルー中隊(Blue Squadron)はエアスピーダーやスターファイターによって構成された反乱同盟軍の中隊である。同盟軍スターファイター隊の戦力として銀河内戦に参加した。スカリフの戦いやタリーンVIIの封鎖戦、ホスの戦い、エンドアの戦いにおける活躍で知られる。
歴史[]
スカリフの戦い[]
1 BBY、ブルー中隊はブルー・リーダーのアントック・メリック将軍に率いられ、レッド中隊やグリーン中隊、ゴールド中隊とともにスカリフの戦いに参加した。当時のブルー中隊はT-65 Xウイングと少数のYウイング、Uウイングから成る拡張部隊で、スターファイターに乗る隊員がUウイングを戦場まで護衛した。スカリフではヘフ・トバー(ブルー8)、ラーレン・ジョーマ(ブルー11)、ジョーマの副操縦士タスレット・コルブ、砲手ビスタンがUウイングに乗り込み、パリル・リッタ(ブルー12)はYウイングを操縦した。ラダス提督率いる同盟宇宙軍の一員としてスカリフ上空に到着した後、ブルー中隊は地上にいるローグ・ワン分隊の支援を命じられる。メリック将軍は5機のブルー中隊XウイングとジョーマのUウイングを率い、閉まりかけていたシールド・ゲートへ直進した。隊員の一部がゲート通過に成功した後、ヴァンゴス・グレック(ブルー6)他1名が閉じたシールドに衝突して命を落とし、トリアス・コード(ブルー2)とバリオン・レイナー(ブルー4)他1名は回避行動を取った。無事に大気圏へ降下した隊員たちはシタデル・タワー周辺を飛びながら2機のAT-ACTウォーカーを破壊し、TIEストライカーと交戦する。戦闘中、メリック将軍はTIEストライカーによってXウイング<ブルー・ワン>のエンジンを破壊され、命を落とした。
ヴロガス・ヴァスの戦い[]
ホスの戦い[]
3 ABY、惑星ホスのエコー基地が銀河帝国に発見された後、ブルー中隊は基地防衛戦に参加した。中隊のパイロットたちはT-47エアスピーダー(スノースピーダー)に乗り込み、帝国地上軍の全地形対応装甲トランスポート(AT-ATウォーカー)や全地形対応偵察トランスポート(AT-STウォーカー)から基地を防衛する。彼らはエアスピーダーの主砲でAT-STを破壊し、AT-ATを倒すためハープーン・ガンやケーブルを利用した。彼らの活躍のおかげで、基地から3隻の輸送船が脱出することができた。
エンドアの戦い[]
4 ABY、ブルー中隊はエンドアの戦いに参加した。サラスタンの反乱軍パイロットであるテン・ナムは、コールサイン・“ブルー5”としてBウイング・スターファイターに乗り込んだ。
隊員[]
スカリフの戦い当時
- ブルー・リーダー:アントック・メリック将軍 (戦死)
- ブルー2:トリアス・コード
- ブルー3:ジャルディーン・ジェラムス
- ブルー4:バリオン・レイナー(R3-S1)
- ブルー5:ファーンズ・マンスビー
- ブルー6:ヴァンゴス・グレック (戦死)
- ブルー7:ロビック・ダグシン
- ブルー8:ヘフ・トバー中尉
- ブルー9:カラム・グラム
- ブルー11:ラーレン・ジョーマ准士官、タスレット・コルブ中尉 (いずれも戦死)
- ブルー12:パリル・リッタ
ヴロガス・ヴァスの戦い当時
エンドアの戦い当時
- ブルー5:テン・ナム