細 (→経歴: clean up, replaced: カラス → アレクサンドル・カラス) タグ: apiedit |
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{{Quote|これから貴様を処分してやる。兵士や名誉ある退役軍人としてではない。そう、お前は廃棄され忘れられるのだ。時代遅れになった部品のようにな。誰も気にせず、思い出しもしない|[[CT-7567|レックス]]に対し、ブロム・タイタス|潜入工作}} |
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==経歴== |
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+ | ===インターディクターの指揮官=== |
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ブロム・タイタスは[[帝国宇宙軍]]の[[提督]]で、[[重力井戸発生装置]]を搭載した[[インターディクター・クルーザー]]の試作型、“[[インペリアル・インターディクター]]”の指揮を執っていた。この艦の[[重力井戸]]発生装置は[[ハイパースペース]]航行中の[[スターシップ]]を[[リアルスペース]]へ引き戻すことができた。[[銀河帝国]]の規律に従い、タイタスは[[デル・ゼニス星系]]にある帝国のテスト区域でインターディクターを運用した。タイタス指揮下のインターディクターは、銀河帝国に抵抗する広域[[反乱軍|反乱ネットワーク]]のパトロール艇を捕まえることに成功した。 |
ブロム・タイタスは[[帝国宇宙軍]]の[[提督]]で、[[重力井戸発生装置]]を搭載した[[インターディクター・クルーザー]]の試作型、“[[インペリアル・インターディクター]]”の指揮を執っていた。この艦の[[重力井戸]]発生装置は[[ハイパースペース]]航行中の[[スターシップ]]を[[リアルスペース]]へ引き戻すことができた。[[銀河帝国]]の規律に従い、タイタスは[[デル・ゼニス星系]]にある帝国のテスト区域でインターディクターを運用した。タイタス指揮下のインターディクターは、銀河帝国に抵抗する広域[[反乱軍|反乱ネットワーク]]のパトロール艇を捕まえることに成功した。 |
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しかし、[[ストームトルーパー・アーマー]]に身を包んだケイナン・ジャラスがブリッジに駆け付け、レックスを救出した。タイタスは別の部屋に逃げ、部下に迎撃を命じた。ジャラスとレックスはタイタスの部下から逃げ切り、<リベレーター>に乗る他の仲間と合流するため[[脱出ポッド]]を発進させた。タイタスは重力井戸発生装置で<リベレーター>を捕まえるよう命じたが、インターディクターの制御装置はチョッパーによって細工されていた。暴走したインターディクターは護衛艦の[[アークワイテンズ級司令クルーザー|帝国軍軽クルーザー]]を捕捉し、味方同士で衝突してしまった。インターディクターは爆発で粉々になり、<リベレーター>は重力から解放された瞬間に[[ハイパースペース]]へ飛びこんだ。タイタスは脱出ポッドで難を逃れ、[[インペリアル級スター・デストロイヤー]]を引き連れてやってきたエージェント・カラスの[[センチネル級着陸船]]に連絡を取った。警告を聞き入れなかったことについてカラスから皮肉を言われたタイタスは、黙って俯くことしかできなかった。 |
しかし、[[ストームトルーパー・アーマー]]に身を包んだケイナン・ジャラスがブリッジに駆け付け、レックスを救出した。タイタスは別の部屋に逃げ、部下に迎撃を命じた。ジャラスとレックスはタイタスの部下から逃げ切り、<リベレーター>に乗る他の仲間と合流するため[[脱出ポッド]]を発進させた。タイタスは重力井戸発生装置で<リベレーター>を捕まえるよう命じたが、インターディクターの制御装置はチョッパーによって細工されていた。暴走したインターディクターは護衛艦の[[アークワイテンズ級司令クルーザー|帝国軍軽クルーザー]]を捕捉し、味方同士で衝突してしまった。インターディクターは爆発で粉々になり、<リベレーター>は重力から解放された瞬間に[[ハイパースペース]]へ飛びこんだ。タイタスは脱出ポッドで難を逃れ、[[インペリアル級スター・デストロイヤー]]を引き連れてやってきたエージェント・カラスの[[センチネル級着陸船]]に連絡を取った。警告を聞き入れなかったことについてカラスから皮肉を言われたタイタスは、黙って俯くことしかできなかった。 |
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+ | ===レクレム・ステーション=== |
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その後、中佐に降格させられたタイタスは惑星ヤルマにある旧共和国時代のスターファイターのスクラップ工場「レクレムステーション」に配置された。しかし不運は続くもので海賊ホンドー・オーナカの情報を元に偵察にやってきたフェニックス戦隊にYウィングが15機しか残っていないのを確認され、急遽作戦変更でステーションに乗り込まれる。スクラップ寸前のYウィングを強奪されるのを防ぐために磁力ロックの作動を命じたタイタスだったが、エズラに司令室に乗り込まれてトルーパー2人をいともたやすく倒されると、ブラスターを一発撃つもブラスターを奪われ、ファイターのロックを外すよう詰め寄られると、わが身可愛さに「ロックを外すには、ステーション全体の動力を切る必要がある」と言ってしまう。それを聞いたエズラは司令室のコンソールを切り裂き、ステーションの動力源を切られ、「総員退避」を指示し、自分も逃げ出す。 |
その後、中佐に降格させられたタイタスは惑星ヤルマにある旧共和国時代のスターファイターのスクラップ工場「レクレムステーション」に配置された。しかし不運は続くもので海賊ホンドー・オーナカの情報を元に偵察にやってきたフェニックス戦隊にYウィングが15機しか残っていないのを確認され、急遽作戦変更でステーションに乗り込まれる。スクラップ寸前のYウィングを強奪されるのを防ぐために磁力ロックの作動を命じたタイタスだったが、エズラに司令室に乗り込まれてトルーパー2人をいともたやすく倒されると、ブラスターを一発撃つもブラスターを奪われ、ファイターのロックを外すよう詰め寄られると、わが身可愛さに「ロックを外すには、ステーション全体の動力を切る必要がある」と言ってしまう。それを聞いたエズラは司令室のコンソールを切り裂き、ステーションの動力源を切られ、「総員退避」を指示し、自分も逃げ出す。 |
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+ | ===<キメラ>にて=== |
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「フルクラム」の正体を突き止めるべく帝国保安局のウルフ・ユラーレン大佐がロザルを訪れた際、スローン大提督の旗艦「キメラ」でブランソン艦長やスレイヴィン大佐と共にエージェント・カラスとリステ大尉とすれ違う。 |
「フルクラム」の正体を突き止めるべく帝国保安局のウルフ・ユラーレン大佐がロザルを訪れた際、スローン大提督の旗艦「キメラ」でブランソン艦長やスレイヴィン大佐と共にエージェント・カラスとリステ大尉とすれ違う。 |
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+ | ===最期=== |
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==個性と特徴== |
==個性と特徴== |
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[[File:Brom Titus.png|thumb|200px|ブロム・タイタス]] |
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*[[スター・ウォーズ 反乱者たち/影の中へ]] |
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*{{Rebels|追求の目}} |
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==参考資料== |
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*{{Databank|admiral-brom-titus|Admiral Brom Titus}} |
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+ | ==脚注== |
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2017年10月25日 (水) 14:09時点における版
ブロム・タイタス(Brom Titus)は人間の男性で、銀河帝国の宇宙艦隊に仕えた将校である。ヤヴィンの戦いの数年前、タイタスは提督の階級を与えられ、インペリアル・インターディクターと呼ばれる試作型インターディクター・クルーザーの指揮を執っていた。4 BBY、デル・ゼニス星系でインターディクターのテスト運用を行った際、クルーザーに搭載された重力井戸発生装置が初期反乱軍のパトロール船を捕捉した。その後タイタスはパトロール船の捜索にやって来たフェニックス戦隊のコマンダー・ジュン・サトーやジェダイ訓練生エズラ・ブリッジャーも捕虜にし、艦内の監房区画に閉じ込める。しかしジェダイのケイナン・ジャラス、元クローン・キャプテンのレックス、アストロメク・ドロイドのチョッパーが仲間の救出に駆け付け、インターディクターに破壊工作を施した。タイタスは逃げ出した反乱者を捕まえるため重力井戸発生装置を起動したが、味方の帝国軍軽クルーザーと衝突し、インターディクターを失うことになった。
タイタスはデル・ゼニス星系における失態のせいで中佐に降格し、惑星ヤルマにある廃棄物処理場レクレム・ステーションに配属される。2 BBY、廃棄予定のYウイング・ボマーを狙って反乱者たちがレクレム・ステーションに潜入した。タイタスは磁気ロックを使ってYウイングの奪取を阻止しようとしたが、エズラ・ブリッジャーは施設の動力系統をライトセーバーで破壊してステーション全体のパワーを停止させた。結果的にタイタスはYウイングを奪われたばかりか、レクレム・ステーションも失うことになった。1 BBY、軽クルーザー<マローダー>の指揮官になったタイタスは惑星ジェリンディの中継ステーションで再び因縁の反乱者たちと遭遇する。タイタスは中継ステーションのハッキングを試みていた<ゴースト>のクルーを攻撃したが、パルチザンを率いる過激派の反乱者ソウ・ゲレラがステーションを爆破した際に巻き添えになり、命を落とした。
経歴
インターディクターの指揮官
ブロム・タイタスは帝国宇宙軍の提督で、重力井戸発生装置を搭載したインターディクター・クルーザーの試作型、“インペリアル・インターディクター”の指揮を執っていた。この艦の重力井戸発生装置はハイパースペース航行中のスターシップをリアルスペースへ引き戻すことができた。銀河帝国の規律に従い、タイタスはデル・ゼニス星系にある帝国のテスト区域でインターディクターを運用した。タイタス指揮下のインターディクターは、銀河帝国に抵抗する広域反乱ネットワークのパトロール艇を捕まえることに成功した。
その後、フェニックス戦隊のコマンダー・ジュン・サトーが指揮を執るCR90コルベット<リベレーター>が行方不明のパトロール艇を探してデル・ゼニス星系にやってきた。コマンダー・サトーを補佐するため、ジェダイ訓練生のエズラ・ブリッジャーも<リベレーター>に乗り込んでいた。インペリアル・インターディクターは<リベレーター>を重力井戸に捕え、通信システムを妨害した。<リベレーター>はインターディクターのハンガーに収容され、乗組員はストームトルーパーによってタイタスのもとへ連行された。コマンダー・サトーは自分たちがコーポレート・アライアンスのメンバーだと嘘をつき、船の拿捕は違法行為だと主張した。しかしタイタスは相手が反乱軍のコマンダー・サトーだと見抜いていた。サトーの隣の少年は“ジャバ・ザ・ハット”と名乗ったが、自らをジャバと称するジェダイ・パダワンに関する報告を耳にしたことがあったタイタスは、彼がエズラ・ブリッジャーであることに気付く。タイタスは捕虜を監房に閉じ込めるよう部下に指示した。
提督は帝国保安局のエージェント・アレクサンドル・カラスにホログラム通信で連絡を取り、コマンダー・サトーとブリッジャーを捕まえたと報告した。過去に何度もブリッジャーと渡り合ったことのあるカラスは、少年の見張りを3倍にするべきだと警告した。しかし、タイタスはたかが少年1人が帝国宇宙軍の脅威になるなど有りえないと高をくくっていた。その頃、ヘラ・シンドゥーラによって派遣された反乱者ケイナン・ジャラス、元クローン・キャプテンのレックス、アストロメク・ドロイドのチョッパーがストームトルーパーに扮装してインターディクターに潜入していた。ブリッジャーも自力で拘束を解き、救出に駆け付けた3人と合流した。
ブリッジャーが逃走したことを知ったタイタスは、インペリアル・インターディクターの全レベルとハンガー・ベイを封鎖するよう指示を出した。また、カラスにミスを笑われたくなかったタイタスは、ブリッジャーを見つけ次第射殺するよう部下に命じた。反乱者たちがストームトルーパーに成りすましていたため対処は困難を極めたが、タイタスの部下はキャプテン・レックスを捕まえることに成功した。タイタスはレックスをブリッジに連行させ、反乱軍から離反して帝国アカデミーに復帰しないかと持ちかけた。レックスが申し出を拒否すると、タイタスはIT-O尋問ユニットを使って老クローン兵を拷問しようとした。
しかし、ストームトルーパー・アーマーに身を包んだケイナン・ジャラスがブリッジに駆け付け、レックスを救出した。タイタスは別の部屋に逃げ、部下に迎撃を命じた。ジャラスとレックスはタイタスの部下から逃げ切り、<リベレーター>に乗る他の仲間と合流するため脱出ポッドを発進させた。タイタスは重力井戸発生装置で<リベレーター>を捕まえるよう命じたが、インターディクターの制御装置はチョッパーによって細工されていた。暴走したインターディクターは護衛艦の帝国軍軽クルーザーを捕捉し、味方同士で衝突してしまった。インターディクターは爆発で粉々になり、<リベレーター>は重力から解放された瞬間にハイパースペースへ飛びこんだ。タイタスは脱出ポッドで難を逃れ、インペリアル級スター・デストロイヤーを引き連れてやってきたエージェント・カラスのセンチネル級着陸船に連絡を取った。警告を聞き入れなかったことについてカラスから皮肉を言われたタイタスは、黙って俯くことしかできなかった。
レクレム・ステーション
その後、中佐に降格させられたタイタスは惑星ヤルマにある旧共和国時代のスターファイターのスクラップ工場「レクレムステーション」に配置された。しかし不運は続くもので海賊ホンドー・オーナカの情報を元に偵察にやってきたフェニックス戦隊にYウィングが15機しか残っていないのを確認され、急遽作戦変更でステーションに乗り込まれる。スクラップ寸前のYウィングを強奪されるのを防ぐために磁力ロックの作動を命じたタイタスだったが、エズラに司令室に乗り込まれてトルーパー2人をいともたやすく倒されると、ブラスターを一発撃つもブラスターを奪われ、ファイターのロックを外すよう詰め寄られると、わが身可愛さに「ロックを外すには、ステーション全体の動力を切る必要がある」と言ってしまう。それを聞いたエズラは司令室のコンソールを切り裂き、ステーションの動力源を切られ、「総員退避」を指示し、自分も逃げ出す。
<キメラ>にて
「フルクラム」の正体を突き止めるべく帝国保安局のウルフ・ユラーレン大佐がロザルを訪れた際、スローン大提督の旗艦「キメラ」でブランソン艦長やスレイヴィン大佐と共にエージェント・カラスとリステ大尉とすれ違う。
最期
個性と特徴
ブロム・タイタス提督は冷酷かつ尊大な帝国宇宙軍将校で、指揮下の試験型インペリアル・インターディクターに誇りを抱いており、その力を反乱勢力に対して発揮したいと願っていた。タイタスはコマンダー・サトーやブリッジャーの嘘を見抜いたが、若いブリッジャーをあなどり、10代の少年が帝国宇宙軍の脅威になることなど有りえないと過信していた。サディスティックな性格だったタイタス提督は、帝国への再加入を拒否したレックスを厳しく責め苛んだ。
技術と能力
高階級の帝国軍将校だったにも関わらず、ブロム・タイタスは直接的な戦闘を積極的に避けていた。ジェダイのケイナン・ジャラスがレックスを助けるためブリッジに姿を現した際、タイタスは部下に対処を命じ、自分は他の部屋へ逃げ去った。
レクレムステーションでもエズラにブラスターのレーザーを自身の頭上に偏向されただけで及び腰になり、エズラの脅しにペラペラと口を割ってしまった。