- 「俺たちはプライヴァティアだ。個人で雇われてる。料金は高いが、頼まれた仕事はきっちりこなす」
- ―アックス・ウォーヴス[出典]
プライヴァティア(Privateer)は合法化された海賊であり、敵船に対して攻撃や妨害行為を行うことを当局から正式に許可された個人、もしくはその宇宙船を指す。宇宙船の場合は私掠船とも訳される。[1] 通常、プライヴァティアは特定の当局から私掠免許を交付されており、当局に対して敵対的とみなされる相手へ攻撃を実行することを認められていた。プライヴァティアはしばしば、普通の海賊から毛嫌いされた。[2]
歴史[]
- 「わたしはその“プライヴァティア”と話をしたいの」
- ―マンダロリアン艦隊について、ボ=カターン・クライズ[出典]
帝国時代、マルドルード・オーバーセクターの総督はプライヴァティアを雇っていた。[2] またアノート宙域のトレード・スパイン・リーグは、密輸業者やフリーランスの傭兵によって構成されており、ユニオンとプライヴァティアの性質を併せ持つネットワークとして活動した。[3] デルフィディアンの海賊サイドン・イサノは、ハットの複数のファミリーをパトロンに持つプライヴァティアでもあり、ハット・スペースの各種ハイパースペース・ルートでハットの敵対勢力を相手に略奪行為を働く許可を受けていた。[2]
新共和国時代、マンダロリアン・レジスタンスはキャプテン・アックス・ウォーヴスの指揮下で一時的に傭兵として活動し、マンダロリアン艦隊はプライヴァティアとなった。彼らは惑星プラジール15の政府に雇われた惑星自衛部隊であると同時に、報酬のために個人として仕事も請け負った。しかしマンダロリアン・レジスタンスの本来の指導者であるボ=カターン・クライズがウォーヴスを決闘で破って指揮権を取り戻したため、マンダロリアンの私掠活動にも終止符が打たれた。[4]
制作の舞台裏[]
プライヴァティアは現実世界の単語であり、敵国の艦船を拿捕・襲撃することを公式に許可された民間船を指す。[5] TVシリーズ『マンダロリアン』シーズン3のエピソード『チャプター22:傭兵』ではプライヴァティアという語が劇中で多用されているが、日本語版では「民間人」や「艦隊」など別の言葉に置き換えられている。[4]
登場作品[]
- ターキン (初登場)
- スター・ウォーズ・アップライジング
- マンダロリアン – チャプター22:傭兵
- マンダロリアン – チャプター23:スパイ
- マンダロリアン – チャプター24:帰還
- シャドウ・オブ・ザ・シス (言及のみ)