プラット・オキーフ(Platt Okeefe)、通称オーキー(Oakie)は人間の女性で、帝国時代に活躍した著名な密輸業者。コア・ワールドの惑星ブレンタールIV出身で、かつては奴隷だったこともあったが、自由を手に入れて密輸業の道へ進んだ。彼女はそのキャリアの中で、YT-1300軽貨物船<ラスト・チャンス>や720軽貨物船といった数々の宇宙船を所有した。また彼女は税関対策として帝国宇宙省および宇宙船舶局発行の正式な船長ライセンスを所持していた。
ある時、オキーフは海賊女王マズ・カナタの日誌に起源を持つ『スマグラーズ・ガイド』を手に入れた。この日誌はカナタ以来、裏社会と関わりの深い様々な所有者の手を渡ってそのつど内容が書き足されており、オキーフもその価値と有用性に気づいた。オキーフはカナタがこの本を世の中に送り出した意図を疑問に思いつつ、かつての所有者たちと同じく日誌に新たなページを加え、おすすめの積み荷や貨物船、シャドウポート、クライアントなど、密輸業に役立つ幅広い情報を書き込んだ。
『スマグラーズ・ガイド』を所有していた頃、オキーフはパナのレッドウォーター・ムーンにジョヴァニアン・ゴアフルーツを運ぶ仕事に雇われた。オキーフはオフワールダーズ・ブロックにある賭博屋に立ち寄れるためこの仕事を歓迎したが、ノヴァニアン・グロッグで酔った状態でランド・カルリジアンとパザークの賭けをしてしまい、ハーグリック・クロノメーターと603クレジット、そして『ガイド』をカルリジアンに勝ち取られた。しかしのちに彼女は『スマグラーズ・ハンドブック』と題された独自の密輸手引書を書き著した。
参考資料[]
- 週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第66号 (Secrets of Spaceflight:A Smuggler's Guide)
- スター・ウォーズ:スマグラーズ・ガイド