ベスティン・カンティーナ(Bestine Cantina)は砂漠の惑星タトゥイーンの首都ベスティンにあったカンティーナである。町の格納庫から直通の出入口があった。
特徴[]
ベスティン・カンティーナは惑星タトゥイーンの首都ベスティンにあった酒場で、町の格納庫と隣接していた。ドーム型の頂上部を備えた四角い建物で、正面入り口は大通りに面しており、他にも裏口へ通じる出口と、ターボリフトで格納庫に通じる出口があった。正面入り口と格納庫側の出口にはオーラベッシュで“ベスティン・カンティーナ”と書かれた看板が掲げられていた。店内には楕円型のカウンター席と複数のボックス席が用意されており、カウンターの奥にスピーダー・バイクが飾られていた。また店の奥の一段低いフロアにサバック用のテーブルが設置されていた。ベスティン・カンティーナでは様々な飲み物が提供されていたほか、ジュークボックスで音楽を楽しむこともできた。[1]
歴史[]
店内
3 ABY当時、クリムゾン・ドーンの一員であるイーゾクや、アクアリッシュのソーナ・プロンドゥといった契約ブローカーたちがベスティン・カンティーナで活動し、裏社会の仕事の仲介を行っていた。またメスピインやノジャミルといったギャンブラーたちがしばしばカンティーナのテーブルでケッセル・サバックをプレーしていた。同年、スカンギー・グンガス&ザ・リフラクターズのドラマーであるレムラ・ムーニスがカンティーナを訪れ、ソロ曲『ウェイファーで年老いて』の宣伝のため店でライブをさせてほしいとバーテンダーに頼んだ。バーテンダーは拒否したが、代わりに同曲を店のジュークボックスに追加してあげた。[1]
同年、無法者ケイ・ヴェスはアルディック・ネリアという名の音楽マネージャーからレムラ・ムーニスを探してほしいと頼まれた。ケイはベスティン・カンティーナを訪れ、ムーニスが2日前にこの店を訪れていたことをバーテンダーから聞き出した。バーテンダーは『ウェイファーで年老いて』を評価しておらず、ケイはバーテンダーに促される形でカンティーナのジュークボックスでこの曲を流してみた。その後、ケイは曲の題名にもなっている町ウェイファーでムーニスを発見した。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ 無法者たち (初登場)