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「ケイ! あんたに仕事がある。パイクとアシェガ間の売買を仲介したんだ。内容は異国の二枚貝。だが今になってパイクがそれをクリムゾン・ドーンに売ると言い出した。問題は、アシェガが商品を受け取らないと私に金が入らないってことだ。取引をまとめてきておくれ。あのおっかないドロイドも連れていけば役に立つさ」
ケイ・ヴェスに対し、ダンカ・オーサト[出典]

ベヴ・クランティ貝(Bev Kranti clam)は惑星シャンデルの風変わりな二枚。深の海底に埋もれており、150かけて真珠を生み出すことで知られた。

特徴[]

「あの貝だけは失うわけにはいかない」
パイク・シンジケートのメンバー[出典]

ベヴ・クランティは灰の二枚貝で、惑星シャンデルの深海の底に埋もれていた。この風変わりな貝はひとつひとつに150もの歳月をかけて真珠を生み出すことで知られた。ベヴ・クランティ真珠銀河系でもっとも希少価値の高い宝石として扱われたが、その虹色のきらめきは人間ではほぼ捉えることができなかった。また個体によっては、ひとつの貝から複数の真珠が採れることもあった。[1]

歴史[]

「さて、ダンカが望む貝を探そう」
ND-5[出典]

3 ABYモン・カラマリ情報ブローカーであるダンカ・オーサトは、犯罪組織パイク・シンジケートアシェガ・クラン間のベヴ・クランティ貝の取り引きを仲介した。しかしパイクはアシェガとの取り引きを反故にし、貝を売る相手をクリムゾン・ドーンに変更しようとした。このままでは仲介料が手に入らなくなると考えたダンカは、無法者ケイ・ヴェスに取り引きをまとめて来てほしいと依頼し、パイクとドーンが面会する予定の場所を教えた。[1]

注意:以下の情報は必ずしも正史であるとは限りません。
スター・ウォーズ 無法者たち』を100%クリアした場合のコンテンツです。
Bev Kranti clam icon

ベヴ・クランティ貝

ダンカの依頼を引き受けたケイは、ND-5ニックスと一緒に、衛星トーシャーラミラージュ地域で行われたパイクとドーンの取り引き現場を訪れた。しかしケイがダンカの頼みでやってきたと告げると、ドーンはパイクの二重取引を糾弾し、銃撃戦が始まってしまった。取り引き現場にいたパイクとドーンのメンバーは全員亡し、戦いを生き延びたケイとND-5はパイクのスピーダー・バイクを調査した。パイクのドレブたちは、初めからドーンを信用していなかっため貝を持ってきていなかったが、ND-5はスピーダーが改造品であることに目をつけ、彼らが近くにあるパイク整備場からやって来たのではないかと考えた。[1]

ケイは単独でパイクの整備場に侵入し、パイクの取引まとめ役のオフィスから貝を回収した。その後、ケイはジョンタズ・ホープにある食堂ダルーダ・ダイナーへ赴き、ダンカに貝を届けるため地下酒場に入った。ダンカは銀河帝国女性将校と同席しており、ケイから受け取った貝を開いて真珠を取り出すと、“投資”と称してそれを将校に渡した。この時、ダンカが危険な仕事を自分に肩代わりさせたことに腹を立てていたケイは、真珠をひとつこっそり盗んでいた。しかしダンカもそれに気づいており、後でケイを首都ミロガナマカルズ賭博場に呼び出した。ダンカはケイが真珠を盗んだことをあえて責めず、クリムゾン・ドーンかアシェガ・クランのどちらかに渡すのが賢明だとアドバイスした。[1]

制作の舞台裏[]

ベヴ・クランティ貝は2024年に発売されたゲーム『スター・ウォーズ 無法者たち』で初めて登場した。ベヴ・クランティ貝とその真珠はシンジケートクエスト「ブローカー」の鍵となるアイテムであり、プレイヤーはクエスト進行中に2度の判断を迫られる。ひとつ目は、ダンカと一緒にいる帝国軍将校に賄賂を支払うか否かで、支払わなければ帝国からの逃亡を強いられる。ふたつ目は真珠をクリムゾン・ドーンとアシェガ・クランのどちらに渡すか、もしくは手元に残すかの選択である。渡すことにすれば相手の組織からの評判が上昇し、手元に残せば単価2,000クレジットのアイテムを所有することになる。[1]

登場作品[]

脚注[]

他言語版
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