ペルタ級フリゲート(Pelta-class frigate)、別名共和国医療フリゲート(Republic medical frigate)はクワット・ドライブ・ヤード社が製造したフリゲート艦の級種。クローン戦争中、共和国宇宙軍が負傷したクローン・トルーパーを医療ステーションへ運ぶ際に使用した。
特徴[]
医療用に使用されていたペルタ級フリゲートは、共和国宇宙軍の特徴的な赤いマーキングをペイントされていた。ペルタ級艦の外見はコレリアン・エンジニアリング社製のCR90コルベットと類似しており、ブリッジのタワーはカンセラー級スペース・クルーザーに似ていた。ペルタ級艦には少なくとも8つの脱出ポッドが積載されてた。船体後部の翼は収納式になっていた。
歴史[]
クローン戦争[]
クワット・ドライブ・ヤード社が製造したペルタ級フリゲートは、クローン戦争期に銀河共和国によって使用された。共和国は戦場で負傷したクローン・トルーパーをペルタ級フリゲートでヘイヴン級医療ステーションへ運搬した。ナブー近辺のペルタ級艦はカリーダ・ショールズ医療センターを利用した。このステーションは独立星系連合のサブジュゲーター級重クルーザー<マレヴォランス>の標的になった。
第二次ジオノーシスの戦いの直後、ダントゥインで戦う共和国グランド・アーミーの部隊に医薬品を届けるため、ペルタ級フリゲートTB-73がオード・セスタスの医療ステーションへ派遣された。しかし、乗員のクローン・トルーパー・サイスはジオノーシスを離れる直前にジオノージアン・ブレイン・ワームに寄生されていた。マインド・コントロールで操られたサイスはTB-73内でタンゴ中隊の他の隊員にもワームを寄生させ、フリゲートを乗っ取ろうとした。ジェダイ・パダワンのバリス・オフィーも洗脳されたが、アソーカ・タノの活躍でワームは全て退治され、医療ステーションに寄生虫の脅威が広まることはなかった。
帝国時代[]
帝国時代、銀河帝国に抵抗するフェニックス戦隊はペルタ級フリゲート<フェニックス・ホーム>を司令船として利用していた。ヤヴィンの戦いの4年前、<フェニックス・ホーム>はシス卿ダース・ヴェイダーの乗るTIEアドバンストに破壊され、反乱分子を率いるコマンダー・ジュン・サトーは司令船をCR90コルベット<リベレーター>に変更した。
登場作品[]
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ (初登場)
- クローン・ウォーズ – マレボランス襲来
- クローン・ウォーズ – マレボランスの影
- クローン・ウォーズ – ブレイン・インベーダー
- クローン・ウォーズ – 囚われたジェダイ (間接的に言及)
- クローン・ウォーズ – 封鎖線を突破せよ
- クローン・ウォーズ – 七人の傭兵 (回想シーン)
- クローン・ウォーズ – 絆
- クローン・ウォーズ – 補給線をつなげ
- クローン・ウォーズ – ダソミアの魔女
- クローン・ウォーズ – アリーン支援作戦
- クローン・ウォーズ – さまよえるドロイドたち (回想シーン)
- クローン・ウォーズ – カダーヴォからの脱出
- クローン・ウォーズ – 求められる絆
- スター・ウォーズ 反乱者たち/ロザルに立ちこめる暗雲
- 反乱者たち – 消えた戦士たち (ホログラムでの登場)
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
参考資料[]
脚注[]