ホルド機動（Holdo maneuver）とは、レジスタンスのアミリン・ホルド中将にちなんで名付けられた特攻戦術である。[2] 34 ABY、ホルド中将は惑星クレイトへの避難を行っていたレジスタンスの仲間をファースト・オーダーの攻撃から救うため、自身が操縦するクルーザー＜ラダス＞を敵のメガ級スター・ドレッドノート＜スプレマシー＞に光速で衝突させた。[1] その際、ホルドは＜ラダス＞がハイパースペースに入る寸前で敵艦と交差するよう、ポイント・ブランク・ハイパースペース・ジャンプのタイミングを完璧に調整した。[2] その結果、＜スプレマシー＞は真っ二つに破壊された。[1]
35 ABY、レジスタンスのメンバーであるボーモント・キンは、惑星エクセゴルにいるシス・エターナルの艦隊に対してホルド機動を使うことを提案した。しかし元ストームトルーパーのフィンは、あの戦術は“100万にひとつの”成功例だとして却下した。それにも関わらず、エクセゴルの戦いの後、衛星エンドアの上空に配備されていたファースト・オーダーの軍艦がホルド機動で破壊された。[3]
制作の舞台裏[]
エンドア上空で使われたホルド機動
ホルド機動は2017年公開のシークエル・トリロジー第2作『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』で初めて描かれた。[1] また Holdo maneuver という呼び名は、2019年公開の続編『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』、およびその設定資料集『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー＆クロスセクション』で初めて使用された。[2][3]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ （初登場）
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ 小説版
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ジュニアノベル版
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ コミック版
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け