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「このドアの向こうにはホロクロン保管庫がある。ホロクロンにはジェダイ・オーダーに関する、最も重要な機密が封じ込められているの」
ジョカスタ・ヌー主任司書[出典]

ホロクロン保管庫(Holocron Vault)は惑星コルサントジェダイ・テンプルにあった保管施設である。ジェダイ・アーカイブの奥にあり、多数のジェダイ・ホロクロンが収蔵されていた。ホロクロン保管所にアクセスできるのはジェダイ最高評議会のメンバーだけで、アーカイブの主任司書ですら自由に出入りすることはできなかった。クローン戦争中の21 BBYシスの暗黒卿ダース・シディアスに雇われた賞金稼ぎキャド・ベインは、トド360ケイトー・パラシッティと協力して保管庫に侵入し、ホロクロンを盗み出すことに成功した。

特徴[]

「保管庫はライブラリーの奥、通信センターと背中合わせだ」
ケイトー・パラシッティ[出典]
YodaHolocronChamber-HH

保管庫の入り口に立つヨーダ

ホロクロン保管庫は惑星コルサントジェダイ・テンプルの内部にあった施設である。ジェダイ・アーカイブの奥に配置されており、ジェダイ・テンプル通信センターと背中合わせの位置にあった。保管庫には、ジェダイ・オーダーのメンバーが最も重要な秘密を記録する際に使うジェダイ・ホロクロンが収蔵されていた。[1] ホロクロンに記録された秘密の中には、古代のジェダイシスにまつわる情報も含まれていた。ホロクロンの情報はきわめて繊細ゆえ、保管庫への立ち入りは厳しく制限されており[2]ジェダイ最高評議会のメンバーだけが中に入ることを許されていた。そのためたとえアーカイブの主任司書であっても勝手に保管庫に入ることはできなかった。[1]

ホロクロン保管庫はアーカイブの中で最も警備厳重な区画のひとつであり[2]、考えられる限りのセキュリティ対策が施されていた。入口の制御装置はフォースを使って開錠する仕組みになっており、最初のドアを通過して短いチューブ状の通路を進むと、保管庫へ続く2つ目のドアが待ち構えていた。保管庫の中には巨大な棚が並んでおり、所定の位置に収められたホロクロンが青く光り輝いていた。[1]

歴史[]

「私も入っていい?」
「ああ、残念だけど駄目よ。わたしも何年も入ってないわ。入れるのはジェダイ評議会のメンバーだけ」
―ジョカスタ・ヌー[出典]

クローン戦争中の21 BBY[3]デュロス賞金稼ぎキャド・ベインは、シスの暗黒卿ダース・シディアスに雇われ、ジェダイのホロクロンを盗み出すためジェダイ・テンプルに侵入した。ベインの協力者であるクローダイト種族ケイトー・パラシッティがジェダイのオルド・エニセンス変身して事前にアーカイブに忍び込み、ベインとトド360の侵入を内部から手引きした。ジェダイは侵入者の存在に気づいたものの、彼らの狙いは通信センターであると誤解したため、対応に遅れが出てしまった。パラシッティはパダワンアソーカ・タノによって取り押さえられたが、ベインは保管庫から目的のホロクロンを1つ盗み出し、ジェダイのローブに身を包んでアーカイブから去っていった。[1]

制作の舞台裏[]

ホロクロン保管庫は2009年10月2日に放送されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン2第1話『ホロクロン強奪』で初めて登場した。[1]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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