- 「“怒れる爆撃者”ブリックスのいつもの手だ!」
- ―レースのアナウンサー[出典]
ボスコ・ブリックス(Bosco Brix)はカジェインサニクトの男性で、“怒れる爆撃者”(The Mad Bomber)の異名を持つレーサー。帝国時代初頭に惑星セロロニスのサファ・トーマ・スピードウェイで開催されるライオット・レースで活躍した。ブリックスは後続のレーサーを妨害するため、煙幕を発生させる爆発物をスピーダーからばらまくことで知られた。ノーサウリアンのジェット・ヴェニムが優勝した回のレースで、ブリックスは“早撃ち”クエーサーに強引に追い抜かれて機体の制御を失い、ブラスターを撃ちながらスピンした。その際、流れ弾が観客席に飛び、アルコーナの観客が死亡した。[1]
また別の回でも、ブリックスの機体はピットに飛び込む事故を起こし、たまたまそこにいたドロイドのレーサー、テイ=オーを轢いて破壊してしまった。その後、テイ=オーの代理でクローン・フォース99の隊員テクが飛び入り参加した回で、ブリックスは序盤に爆発物のトリックを使ってフラッシュ・ラクターを脱落させることに成功した。しかし同じレースの中盤、ブリックスは“ギャンブラー渓谷”の危険なトンネルに飛び込んだテクの後に続いてしまい、崩壊したルートをうまく進むことができずにリタイアした。[1]
制作の舞台裏[]
ボスコ・ブリックスはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のために制作されたキャラクターである。2023年1月18日に動画配信サービス Disney+ で配信されたシーズン2第4話『ライオット・レース』で初登場を果たした。[1] キャラクターの名前は『バッド・バッチ』シリーズのシニア・ストーリーボード・アーティストを務めるボスコ・ウンにちなんで名づけられた。[2]