ボルザ・グルール

「もし稼げなきゃ、彼女はお前にボルザ・グルールを差し向ける」

ボルザ・グルール（Bolza Grool）は惑星クラトゥイン出身の男性クラトゥイニアンで、冷戦の時代に＜コロッサス＞プラットフォームに住んでいたゴーグモンガー。ボルザはコロッサス市場で屋台を経営し、両生類のキャスティロン・ゴーグを食料として販売していた。^[1] またボルザはアント・ズィーの仕事を手伝うこともあり、アント・ズィーの酒場でスカイ・レースの賭けの集計をしたり^[4]、怖気づいたレーサーが勝負から降りようものなら、プラットフォームから海へ投げ落とす役目を引き受けた。^[2]

34 ABY、ボルザは＜コロッサス＞の新入りであるカズーダ・ジオノからホロ＝ダーツの矢を当てられたことに怒り、アント・ズィーの酒場で乱闘を起こした。その後、ジオノはフリックスとオルカに支払う部品代のかわりにゴーグを手に入れることになり、ボルザの屋台を訪れた。ボルザは乱闘の件でまだ怒っていたが、もしジオノがレースに勝利したらレーシング・スターファイター＜ファイアボール＞の機体に店のロゴを入れるという条件で、彼に一匹のゴーグを譲った。結局ジオノはトーラ・ドーザとのレースに敗北したが^[4]、のちに＜ファイアボール＞の機体にゴーグのイラストが追加された。^[5] 結果的に、ボルザはチーム・ファイアボールの最初のスポンサーとなった。^[1]