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マコ=タ宇宙ドック(Mako-Ta Space Docks)、別名マコ=タ基地(Mako-Ta Base)、あるいは単にマコ=タアウター・リム・テリトリーに存在した反乱同盟の製造センターである。もともとボタジェフ造船所が建造した予備施設だったが、付近で発生した太陽フレアの影響で放棄されていた。やがてフレアが収束した後、銀河内戦における恒久的な作戦拠点を探していた反乱同盟が、この宇宙ステーションの中に基地を設置した。

1 ABY、反乱同盟はモン・カラの反乱をきっかけに獲得したモン・カラマリスター・クルーザーをマコ=タ宇宙ドックで戦闘用に改修した。同盟宇宙軍の新戦力が完成した際、マコ=タ基地には反乱軍の指導者たちや大使が集まり、クルーザーの出発式典が催された。しかし彼らはトリオス女王に裏切られ、シス卿ダース・ヴェイダー率いる帝国宇宙軍デス小艦隊による奇襲を受けた。マコ=タの戦いでは完成したばかりのクルーザーの半数が失われ、また同盟軍最高司令部の重鎮たちが大勢戦死した。

特徴[]

マコ=タ宇宙ドックはもともとボタジェフ造船所によって建造された予備施設であり[1]、少なくとも1つの内部格納庫と、大型の宇宙船が多数ドッキング可能なベイを備えていた。マコ=タ宇宙ドックは銀河系アウター・リム・テリトリーに属し[2]標準銀河グリッド上でM-6の座標に位置した。[4] 宇宙ドックがある場所は連星系であり、付近には恒星マコおよびが存在し[1] 周辺には小惑星が漂っていた。共和国再建のための同盟(反乱同盟)はこの施設を製造拠点として活用した。[2]

宇宙ドックの中には同盟軍最高司令部のメンバーが作戦会議を行う大規模なホールがあった。このホールの中央には演台があり、その後ろに反乱同盟スターバードの紋章が飾られていた。またドックには反乱軍パイロットたちが集まる食堂IVなどの飲食施設や[2]、パーティ会場としても利用できる大型の部屋があった。[3] 1 ABY当時[5]、宇宙ドックには複数のシャトルと最低でも1隻のクエーサー・ファイア級クルーザー=キャリアーが収容されていたが、T-65B Xウイングなどの戦闘機に関しては、宇宙ドックに接舷しているスター・クルーザーには積載されていても、ドック自体には1機も収容されていなかった。[3]

歴史[]

反乱軍製造拠点[]

ボタジェフ造船所はマコ=タ宇宙ドックを予備施設として建造したが、やがて連星マコおよびタで太陽フレアが発生したため、放棄を余儀なくされた。のちにフレアは収束したが、その頃にはハイパースペース・ルートの変動によってマコ=タが辺境に追いやられ、ボタジェフ造船所にとって価値が無い場所に成り下がっていた。そのためボタジェフが戻ってくることは無かったが、銀河内戦銀河帝国と戦っていた反乱同盟にとっては、この宇宙ドックは理想的な秘密基地となった。反乱同盟は宇宙ドックを再始動させ、製造拠点として利用し始めた。[1]

制作の舞台裏[]

マコ=タ宇宙ドックは2018年に発売された正史のコミック『スター・ウォーズ:モン・カラの反乱』(キーロン・ギレン作、サルバドール・ラロッカ画)で初登場を果たした。[2] その続編『スター・ウォーズ:希望は死せり』ではマコ=タ基地が主な舞台となり、帝国と反乱軍の大規模な戦いが描かれた。[3]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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