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この記事のタイトルはニックネームやコールサイン、別名、偽名です。

公式設定で正式名称が明らかになっていない事柄を扱っています。

「だがあんた、ついてるよ。その類のセキュリティをくぐらせてくれる男を知ってる。信頼できるやつさ。暗号破りの達人で、兵士で、自由の闘士で、エース・パイロットだ。ブラスターを抱えた詩人――わたしの知る限り、密輸業者としては二番めに腕利きだよ」
マズ・カナタ[出典]

マスター・コードブレイカー(Master Codebreaker)はファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代を生きた人間男性のニックネームである。彼はさまざまな顔を持ち、兵士であると同時に自由の戦士、エース・パイロット、一流の密輸業者ブラスターの詩人、そして銀河系屈指のセキュリティを突破することができる凄腕の暗号破りだった。マスター・コードブレイカーは自分の身元を慎重に隠していたが、自分の個人情報を暗号化してネットワークに流し、他の暗号破りに挑戦状を突きつけるという大胆さも持ち合わせていた。

マスター・コードブレイカーは惑星カントニカ都市カント・バイトにあるカジノの常連客だったが、遊べるのはサイコロのゲームだけで、電子機器を使ったゲームは全て禁止されていた。34 ABYレジスタンス艦隊ファースト・オーダー攻撃で全滅の危機にさらされたとき、フィンローズ・ティコBB-8はファースト・オーダーの暗号を破る技術を持つマスター・コードブレイカーを味方につけるためカントニカを訪れた。しかし彼らはカント・バイト警察に行く手を阻まれ、結局コードブレイカーの代わりに“DJ”を連れてカントニカを後にした。

経歴[]

暗号破り[]

この人物は“マスター・コードブレイカー”(暗号解読の達人)という呼び名でしか知られておらず、自身の身元を慎重に隠していた。[2] 彼はニックネームが示す通り優れたスライサー(暗号破り)であり、同時に兵士、自由の戦士、エース・パイロット、一流の密輸業者ブラスターの詩人という側面も持ち合わせていた。銀河系で最も厳重なセキュリティすら突破することができるマスター・コードブレイカーは[3]、自分の個人情報を量子分散バイオヘクサクリプト・コードに包み込んで公のネットワーク・ノードに流し、この暗号を破れるものなら破って自分の正体を暴いてみろと全銀河系に勝負を挑んだ。ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代、マスター・コードブレイカーは惑星カントニカ都市カント・バイトにあるカジノの常連客の1人だった。また、彼には“ラヴィー”という通称で知られる女性の同伴者がいた。[2]

レジスタンスの人探し[]

「もう限界だ。マスター・コードブレイカーを見つけたか?」
「えっと……とりあえず、暗号破りは見つけた」
ポー・ダメロンフィン[出典]
Master Codebreaker DB

カント・カジノにて、マスター・コードブレイカー

34 ABYレジスタンス艦隊ファースト・オーダー宇宙軍による執拗な攻撃を受け、全滅の危機に瀕した。ファースト・オーダーはハイパースペース追跡技術を持っており、レジスタンスは敵艦の射程に入らないよう充分に距離を取りながら燃料が尽きるまで亜光速で逃げ続けるジリ貧の状況に陥った。そんな中、レジスタンスのポー・ダメロン大尉フィンローズ・ティコは敵の旗艦であるメガ級スター・ドレッドノートスプレマシー>に潜入してジャンプ1回分の時間だけ追跡装置をオフラインにすれば逃げ切れるのではないかと考えた。彼らはファースト・オーダーの宇宙船に侵入する方法について海賊マズ・カナタに相談し、カント・バイトでマスター・コードブレイカーを見つけるようアドバイスを受けた。[1]

フィンとローズ、アストロメク・ドロイドBB-8はマスター・コードブレイカーを見つけるため密かにレジスタンス艦隊から離脱し、カントニカを訪れた。彼らはカント・カジノでサイコロのゲームをプレーしているマスター・コードブレイカーを発見したが、声をかけようとした時にカント・バイト警察に取り押さえられた。フィンとローズは警察本部刑務所に放り込まれ、そこで別の暗号破りの“DJ”と出会った。結局彼らはマスター・コードブレイカーを連れて行くのを諦め、代わりにDJとともにカントニカから脱出することになった。その後、コードブレイカーの代役は思いがけずフィンやローズの期待に応え、<スプレマシー>の暗号を突破した。しかし最終的にDJはレジスタンスを裏切り、フィンとレイはファースト・オーダーに捕まってしまった。[1]

人物[]

「それに、やつはレジスタンスびいきだ」
―マズ・カナタ[出典]

マスター・コードブレイカーは白色人種の人間男性[1]の一部を染めて目立つ白いハイライトを入れていた。彼は“暗号解読の達人”を意味するニックネームでしか知られておらず、身元を慎重に隠していた。彼は優れた暗号破りだったため、カント・カジノでは電子機器を用いたゲームをすべて禁止され、サイコロ・ゲームにだけ参加を許されていた。マスター・コードブレイカーの同伴者も彼と同じく本名を告げようとせず、彼は単に“ラヴィー”(愛しい人)と呼んでいた。ラヴィーはコードブレイカーの手口をじっくり観察してそのうちマスターの称号を奪ってやろうと企んでいたが、コードブレイカー自身はそのことに気づいていなかった。[2]

装備[]

「襟に赤いプロムの花をつけている男を見つけるんだ。カント・バイトの高額賭博テーブルにいる」
マズ・カナタ[出典]

カント・バイトに滞在中、マスター・コードブレイカーは白いゲイバーウールタキシード・コートの上着を着込み、黒いパンツとドレス・シューズを履いていた。彼のシューズには何かを隠すことができるスペースがあった。また、彼はプラチナでできた指輪を所有した。[2] コードブレイカーは上着の折り返しの部分に赤いプロムの花のブローチを付けていた。[1]

制作の舞台裏[]

マスター・コードブレイカーは2017年12月15日公開の映画『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』に登場したキャラクターである。俳優はジャスティン・セロー

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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