マラコア(Malachor)は暗い岩肌の地表が広がる、謎に包まれた惑星。冷戦の数千年前、この惑星で“マラコアの大戦乱”が発生した。帝国時代、ジェダイの生存者ケイナン・ジャラス、アソーカ・タノ、エズラ・ブリッジャーはジェダイ・マスター・ヨーダの助言に従ってマラコアを訪れた。
歴史[]
古代[]
古代シスは惑星マラコアの地表に巨大なシス・テンプルを建造した。ファースト・オーダー=レジスタンス紛争の数千年前、この惑星でマラコアの大戦乱が発生し、シスとジェダイ・オーダーが戦いを繰り広げた。マラコアの荒涼とした地表はジェダイによる全面攻撃にさらされた。この戦いの後、マラコアはジェダイにとって禁断の惑星になった。マラコアの地表で起きた出来事は後世に語り継がれ、多くの伝説を生みだした。戦いから数世紀もの歳月が流れた後も、惑星には戦いの残骸が転がっていた。
マラコアの大虐殺の時代、クロスガード型のライトセーバーが使用されていた。数千年後、ダークサイドの戦士カイロ・レンは古代の設計に影響を受けて自身のライトセーバーを作成した。
大戦乱以降[]
- 「マラコアって誰?」
「マラコアは人じゃないわ。場所の名前」 - ―エズラ・ブリッジャーとアソーカ・タノ[出典]
クローン戦争期、一部の銀河市民はマラコアという名詞を俗語的な感情表現の中で使用していた。銀河共和国のミーバー・ガスコン大佐は、ドロイドのD分隊と共に虚無の惑星アバファーから脱出する手段を考えていた時、分離主義勢力の離着陸場を襲撃するのは「No way in Malachor」(自殺行為)だと発言した。[1] 銀河帝国の時代、密輸業者ランド・カルリジアンと共に活動していた頃、ブロークン・ホーン・シンジケートを率いる犯罪王シカトロ・ヴィザーゴはマラコアを悪口として使っていた。
シス・テンプルの戦い[]
- 「ここには知識を求めて来たと言ったけど、どういう知識なの?」
「禁じられた知識。敵を倒すためには知っておく必要がある」
「シスを理解しようとするなら最適の場所だ」 - ―エズラ・ブリッジャー、アソーカ・タノ、ケイナン・ジャラス[出典]
初期反乱運動の時代、3人の反乱者(ジェダイのケイナン・ジャラスとエズラ・ブリッジャー、元ジェダイのコマンダー・アソーカ・タノ)が惑星ロザルのジェダイ・テンプルを訪れ、シス卿ダース・ヴェイダーや尋問官を倒す術を求めた。フォース・ヴィジョンの中に姿を現したジェダイ・マスター・ヨーダは、戦いを続けるつもりならマラコアを探せと助言した。一方、クローン戦争を生き延びた元シス卿のモールもマラコアを訪れていた。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:ダース・モール (ヴィジョンの中に登場)
- エイジ・オブ・リパブリック ダース・モール
- クローン・ウォーズ – 生きていた兵士 (初言及)
- "レベル・ブラフ"—インサイダー第158号 (言及のみ)
- 反乱者たち – 忍び寄る闇 (言及のみ)
- 反乱者たち – 新基地の謎 (間接的に言及)
- 反乱者たち – シスの秘密 (初登場)
- 反乱者たち – 運命のホロクロン (言及のみ)
- 反乱者たち – デューム (言及のみ)
- 反乱者たち – 世界の狭間の世界
- スター・ウォーズ コマンダー (言及のみ)
参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- Kylo Ren's Lightsaber - 公式データバンク
- Malachor - 公式データバンク
- Yoda - 公式データバンク