- 「ここで何があったの?」
「何千年も昔、ジェダイの騎士がこの寺院を襲ったのよ」
「それでジェダイが勝ったんだよね?」
「いいえ。おそらくは痛み分けね」 - ―エズラ・ブリッジャーとアソーカ・タノ[出典]
マラコアの大戦乱(Great Scourge of Malachor)は惑星マラコアで発生したジェダイ・オーダーとシスの戦い。ジェダイ・ナイトがマラコアのシス・テンプルを攻撃した。マラコアの寺院は生命を破壊する力を持つ超兵器のバトル・ステーションでもあった。戦いの犠牲となった参加者たちは石に変り果て、大戦乱の何千年後もマラコアの地表に取り残された。
歴史[]
銀河内戦の数千年前、ジェダイ・オーダーのジェダイ・ナイトが惑星マラコアにあるシス・テンプルを攻撃した。戦いが終わった時、参加者の死体は石となってテンプルの外に散乱し、クロスガード・ライトセーバー等の武器や防具類が戦場跡に取り残された。マラコアの惨事はジェダイの伝説となって何千年も語り継がれた。
ヤヴィンの戦いの3年前、ジェダイ・ナイトのケイナン・ジャラス、そのパダワンのエズラ・ブリッジャー、元ジェダイのアソーカ・タノがマラコアを訪れ、大戦乱の残骸を目にした。タノはマラコアで行われた戦いに関し、ジェダイから教わった伝承をブリッジャーに説明した。ブリッジャーはジェダイが戦いに勝ったのかと尋ねたが、タノは勝者などいなかったと答えた。また、ブリッジャーは戦場跡地で緑色のブレードのクロスガード・ライトセーバーを発見した。
制作の舞台裏[]
マラコアの大戦乱は2015年発売の設定資料集『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー』(パブロ・ヒダルゴ著)で初めて言及され、カイロ・レンのライトセーバーに関する記述の中で、数千年前の事件として紹介された。2016年に放送された『スター・ウォーズ 反乱者たち』シーズン2では惑星マラコアが舞台となった。その後、ヒダルゴはTwitter上で『ビジュアル・ディクショナリー』と『反乱者たち』の設定上の関連を認める発言をした。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:ダース・モール (初登場) (ダース・モールのヴィジョンの中に登場) (回想シーン)
- エイジ・オブ・リパブリック ダース・モール (言及のみ)
- 反乱者たち – シスの秘密 (言及のみ)
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- Kylo Ren's Lightsaber - 公式データバンク
- Malachor - 公式データバンク
- Malachor Sith Temple - 公式データバンク