- 「街を封鎖するには兵力が足りない。街を完全封鎖しないと、モールに逃げられる。それが、共同作戦を持ちかける理由。成功すればそちらは、モールを手に入れ、こちらはマンダロアを」
- ―オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーに対し、ボ=カターン・クライズ[出典]
マンダロア包囲戦またはマンダロア封鎖(Siege of Mandalore)、マンダロアの戦い(Battle of Mandalore)、マンダロア攻撃(Attack on Mandalore)は、クローン戦争の終盤にアウター・リム・テリトリーの惑星マンダロアで行われた戦闘。シャドウ・コレクティヴに忠誠を誓うマンダロリアン・スーパー・コマンドーとそれに抵抗するマンダロア・レジスタンスとの間で発生していたマンダロリアン内戦において、銀河共和国が後者に味方する形で軍事介入をおこなった。
アルメク首相を操りマンダロアを裏で支配していた元シス卿・モールを逮捕するため、元ジェダイ・パダワンのアソーカ・タノとクローン・コマンダー・レックスが第501軍団の一部である第332師団を率いてマンダロアに侵攻した。かつてのマスターであるダース・シディアスの手による銀河共和国の崩壊と銀河帝国の勃興を予知していたモールは、この戦いを餌にオビ=ワン・ケノービと彼の弟子アナキン・スカイウォーカーをおびき寄せ、ケノービへの復讐とシディアスの未来の弟子たるスカイウォーカーの殺害とを一挙に達成しようと考えていた。しかし2人のジェダイは同時期に発生したコルサントの戦いへと呼び戻されたため、モールの計画は頓挫した。
タノとレックスはモールの逮捕に成功したが、モールをコルサントへ移送中にシーヴ・パルパティーン最高議長がオーダー66を発令したことによりマンダロア包囲戦の成果は無に帰した。その後誕生した銀河帝国はマンダロアの支配権を掌握し、この地に帝国アカデミーを設立して占領体制を敷いた。
制作の舞台裏[]
2019年のドラマ『マンダロリアン』第1シーズンの『チャプター8:贖罪』でモフ・ギデオンは、多数のマンダロリアンが虐殺された「千の涙の夜」事件が「マンダロア包囲戦」の最中に発生したと発言した。しかし2022年、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の『チャプター5:マンダロリアンの帰還』にて、「千の涙の夜」事件は銀河帝国がKXシリーズ・セキュリティ・ドロイドやTIE/saボマーなどを投入した大粛清の最中の出来事であることが描写された。
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II (言及のみ)(DLC)
クローン・ウォーズ – 忘れがたき旧友
クローン・ウォーズ – 幻影の弟子
クローン・ウォーズ – 崩壊 (言及のみ)- アソーカ (初登場)(回想シーン)
反乱者たち – 消えた戦士たち (初言及)
反乱者たち – マンダロアの英雄たち (間接的に言及)
参考資料[]
"Old Friends Not Forgotten" Episode Guide - StarWars.com (アーカイブ)
"The Phantom Apprentice" Episode Guide - StarWars.com (アーカイブ)
"Shattered" Episode Guide - StarWars.com (アーカイブ)
脚注[]
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