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「マンダロリアンのアジトへ行こう」
ディン・ジャリン[出典]

マンダロリアンのアジト(Mandalorian covert)はとある荒涼とした惑星洞窟を利用して築かれたチルドレン・オブ・ザ・ウォッチのアジトである。新共和国時代アーマラーパズ・ヴィズラをはじめとする“民族”のマンダロリアンたちが隠れ住んでいた。ある時、彼らはアジトの目の前にある泉で若きラグナー・ヴィズラ入団の儀式を行ったが、ダイナソー・タートルによる襲撃を受けた。

概要[]

「我々は身を隠してそこで生き延びた」
「もちろん知ってる」
「秘密の場所だが、君は俺の客だ」
ディン・ジャリンボ=カターン・クライズ[出典]

マンダロリアンのカルト組織であるチルドレン・オブ・ザ・ウォッチの“民族”は、とある惑星洞窟をアジトとして利用した。洞窟の前には泉が広がっていた。アジトには多数のマンダロリアン戦士に加え、重歩兵マンダロリアンパズ・ヴィズラ、“アーマラー”、そして子どもたちが暮らしていた。洞窟の中にはアーマラーの作業場があり、クライオ=ファーネスなどの設備が整っていた。[1] かつてネヴァロアジトにあったアーマラーの作業場と同様[2]、このアジトの作業場の壁にも[1] ベスカー製の[2] ミソソーの紋章が掲げられていた。[1]

歴史[]

民族の新拠点[]

「お前はお前の祖先と同じように我らのアジトで暮らすことができる。いつでも自由に出ていっていい」
―ボ=カターン・クライズに対し、アーマラー[出典]

新共和国時代、民族のマンダロリアンはもともとネヴァロ・シティ下水道をアジトにしていたが[3]モフギデオン帝国軍残存勢力による攻撃で撤退を強いられた。[4] その後、彼らは宇宙ステーショングラヴィス・リングワールドアジトを経て[5]、洞窟のアジトに移り[1]、ここで身を隠しながら生き延びた。[6] このアジトにはアーマラーやパズ・ヴィズラをはじめ、数十人のマンダロリアンが暮らしていた。[1]

Airbourne-Paz-CH17

アジトの外で発生した戦闘

ある時、アジトで暮らすマンダロリアンたちは洞窟の前の泉で幼いラグナー・ヴィズラ入団の儀式を執り行った。しかしアーマラーがラグナーにヘルメットをかぶせ、教義の文言を復唱させていた時、巨大なダイナソー・タートルが水中から現れ、彼らを襲撃した。マンダロリアンたちはブラスター火炎放射器グラヴ・チャージで応戦したが、このクリーチャーには通用しなかった。しかしディン・ジャリンが偶然アジトに到着し、N-1スターファイター魚雷でダイナソー・タートルを仕留めた。ジャリンは背教者であるためアジトに歓迎されなかったが、マンダロアの鉱山にある生ける泉で沐浴をすれば追放命令が取り消されることをアーマラーに確認すると、グローグーとともに去っていった。[1]

その後ジャリンはマンダロリアン・ボ=カターン・クライズの助けを借りて泉で沐浴した。ジャリンはボ=カターンのコムルク級ファイター/トランスポートを連れて再びアジトの惑星に戻り、洞窟の中でアーマラーと対面した。ボ=カターンの証言とともに、ジャリンは沐浴の証拠であるをアーマラーに差し出し、贖罪を認められた。またボ=カターンもジャリンと一緒に泉に入ってからまだヘルメットを脱いでいなかったため、チルドレン・オブ・ザ・ウォッチのメンバーではないにも関わらず、結果的に贖罪を認められた。アーマラーはボ=カターンがアジトに留まることを許し、彼女が自分の意志で出ていくまでは仲間とみなすと宣言した。[6]

ボ=カターン合流後[]

「どうせ他に移るんだろうが、約束する、この場所は絶対に明かさない」
カーソン・テヴァ[出典]
Carson Teva and Din Djarin Covert MandoS3

アジトに現れたカーソン・テヴァ

ラグナーの一件の後、カーソン・テヴァ大尉T-65B Xウイング・スターファイターがアジトに現れた。新共和国防衛軍アデルファイ・レンジャーズの一員であるテヴァは、ジャリンと行動を共にしている元・反乱軍ドロイドR5-D4を手掛かりにアジトの場所を突き止めたのである。テヴァはXウイングから降りると、両を挙げてアジトの洞窟に近づき、一刻も早く伝えたいことがあると叫んだ。マンダロリアンたちは事前の連絡もなしに現れた新共和国パイロットを警戒し、ヴィズラはここをすぐに去るよう警告した。しかしテヴァは惑星ネヴァロが海賊団による侵略を受けていることを彼らに伝え、グリーフ・カルガ上級監督官ホログラム・メッセージをジャリンに渡した。テヴァはアジトの場所を知られたマンダロリアンたちは別の場所に移ってしまうだろうと考えつつも、自分は決してこの場所を明かさないと約束して去っていった。[7]

その後、ジャリンは洞窟の中に集まった民族の仲間たちに、ネヴァロを海賊から救うため力を貸してほしいと頼んだ。民族のマンダロリアンは賞金稼ぎギルドギルド・マスターだった頃のカルガと対立した過去があり、ネヴァロからの撤退を強いられたのも元はと言えばそのせいだったため、当初は乗り気ではなかった。しかしラグナーの件でジャリンに恩義を感じていたヴィズラが彼に代わって仲間たちを説得した。マンダロリアンたちはボ=カターンのガントレット・ファイターに乗り込んでアジトから出発し、ネヴァロで海賊王ゴリアン・シャードの海賊団を撃退した。結果的に、彼らはカルガから感謝のしるしとしてネヴァロの土地を贈られ、アジトで隠れて暮らす必要がなくなった。[7] そしてそれからほどなく、彼らはマンダロリアン・レジスタンスと合流して母星マンダロア奪還に成功する。[8]

登場作品[]

脚注[]

他言語版
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