- 「すごいわ。これではさすがのモールも逃げ出せない」
「過ぎ去った時代の遺産のひとつよ。その昔、マンダロリアンがあなたみたいなフォース使いのマニアたちを閉じ込める必要があった頃の」 - ―アソーカ・タノとボ=カターン・クライズ[出典]
マンダロリアン・ヴォールト(Mandalorian vault)[2]、別名マンダロリアン・サルコファガス(Mandalorian sarcophagus)[3] は惑星マンダロアの戦士がフォース感応者を捕まえて閉じ込めておくために使用した棺型の移動監獄である。クローン戦争のはるか昔、マンダロリアンはジェダイ・オーダーのメンバーを閉じ込めるためにこのテクノロジーを使用した。しかしマンダロアに平和の時代が訪れると、サティーン・クライズ女公爵がヴォールトの使用を禁止した。そのため19 BBYの時点でヴォールトはひとつしか現存していなかった。同年に発生したマンダロア包囲戦の後、ボ=カターン・クライズは生け捕りにしたモールを最後のヴォールトに収監し、アソーカ・タノや共和国グランド・アーミーに引き渡した。[1]
モールを収容したヴォールトはマンダロアの首都サンダーリからロー級輸送シャトルでヴェネター級スター・デストロイヤー<トライビューナル>へ運び込まれ、コルサントに届けられることになった。ところが、ハイパースペース航行中に最高議長シーヴ・パルパティーンによってオーダー66が発令され、<トライビューナル>の艦内でも戦闘が発生した。クローン・トルーパーに命を狙われたタノは、敵の注意をそらすためにやむをえずモールをヴォールトから解放した。[1]
制作の舞台裏[]
この装置はTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン7第11話『崩壊』で初登場を果たした。サウル・ルイス監督、デイヴ・フィローニ脚本による本作は2020年5月1日に Disney+ で公開された。[1] なおマンダロリアン・ヴォールトという名称は公式サイト StarWars.com のデータバンクにて[2]、マンダロリアン・サルコファガスという名称は公式エピソード・ガイドでそれぞれ判明した。[3]