- 「今回は自分以外の人のためにレースをしているんだ。兄貴がそうだったように」
- ―ジャレク・イェーガーに対し、マーカス・スピードスター[出典]
マーカス・スピードスター(Marcus Speedstar)は人間の男性で、新共和国時代に活躍したスターシップ・レーサー。バクタン5000で活躍し、ファイヴ・セーバーズで3回優勝した経歴を持つ伝説的なスカイ・レーサーであるマーカスは、シンボルカラーである紫と黒に塗装された<ギャラクシーズ・グローリー>を乗りこなした。彼はエスラルサニクトのオプロックや、アストロメク・ドロイドR4-D12といった忠実なクルーに支えられていた。マーカスは元新共和国軍パイロット・ジャレク・イェーガーの弟であり、兄弟どうしでレーサーとして争っていた時期もあったが、当時は一度も兄に勝つことができなかった。家族のために職業レーサーとなったジャレクと違い、マーカスには個人的な名声をあげることしか頭になかった。ある時マーカスは兄に勝つため危険なハイパー燃料に手を出し、ジャレクのマシンと衝突してしまった。ジャレクの妻と娘はこの事故の巻き添えとなり、以来マーカスとジャレクは長年にわたって疎遠となった。[1]
やがてマーカスは求めていた名声を手に入れたが、大会で負けが続いた時にグアヴィアン・デス・ギャングに借金を負ってしまった。34 ABY、マーカスはキャプテン・イマニュエル・ドーザから、惑星キャスティロンの<コロッサス>で開催されるプラットフォーム・クラシックへの出場依頼を受けた。マーカスは<コロッサス>で整備士として働いている兄に会うためオファーを引き受けたが、デス・ギャングに見つかってしまい、整備士オプロックを人質にとられてしまった。カズーダ・ジオノの助けを借りて<グローリー>を整備したマーカスは、久しぶりにレースで競うことになった兄に謝罪の意を伝え、自分は昔と違うと訴えた。マーカスを許すことに決めたジャレクは、首位を走っていたにも関わらず優勝を弟に譲った。マーカスは賞金で借金を返済してオプロックを取り戻し、ジャレクと和解した後、<コロッサス>を後にした。[1]
登場作品[]
- レジスタンス – プラットフォーム・クラシック (初登場)
- レジスタンス – チーム・コロッサス (言及のみ)
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- エース・スコードロン – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ タイムライン
- Marcus Speedstar - 公式データバンク