マークスマンHトレーニング・リモート(Marksman-H training remote)はインダストリアル・オートマトン社が製造した戦闘訓練用の小型ドロイドである。ジェダイや狙撃兵の訓練道具として用いられていた。
特徴[]
インダストリアル・オートマトン社が製造したマークスマンHトレーニング・リモートは複数のセンサーと比較的無害なブラスターを装備した小型の球体形リモートである。[1] リパルサーリフトで空中に浮遊しながら素早く行ったり来たりし、強度を自由に設定可能な戦闘訓練用スティング・ビームを発射した。[4] ジェダイはライトセーバーの戦闘技術やフォースとの調和を高めるためトレーニング・リモートを使って修行を積んだ。リモートはトレーニングのレベルが上がるに連れて動きが速くなり、発射されるエネルギーも増していく仕組みになっていた。また、リモートは殺傷能力を持つ対侵入者用防衛兵器に改造することもできた。[1]
歴史[]
マークスマンHトレーニング・リモートはジェダイ・オーダーのメンバーや技能を磨きたい狙撃兵たちに広く使用されていた。ジェダイ・イニシエイトはブラスト・シールドを使って視界を覆い、フォースを通じてリモートの場所や動きを頭のなかに描きながら、発射されるビームをライトセーバーで防御した。[1]
22 BBY、ジェダイ・ナイトのオビ=ワン・ケノービが謎の惑星カミーノに関する助言を求めてグランド・マスター・ヨーダのもとを訪れた時、ベア・クランに属すジェダイ訓練生たちがヨーダの元でトレーニング・リモートを使ったライトセーバーのレッスンを受けていた。[8]
0 BBY、ジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービの元でジェダイの修行を開始したばかりのルーク・スカイウォーカーは、惑星オルデランへ向かう<ミレニアム・ファルコン>の船内でリモートを使った訓練を受けた。ルークは父親のものだったライトセーバーを使い、ヘルメットで視界を隠した状態でリモートの攻撃を防御するよう命じられる。当初ルークは目が見えなければ防げるはずがないと懐疑的だったが、ケノービの指導でフォースの使い方を学び、ビームを偏向することに成功した。[2]
34 ABY、<ミレニアム・ファルコン>に乗り込んだフィンはチューバッカの治療道具を探していたときにトレーニング・リモートを見つけた。[9]
登場作品[]
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参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ ライトセーバー:フォースの武器の手引き (ビジュアルのみ)
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- アート・オブ・スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
- スター・ウォーズ ライトセーバー大図鑑
- スター・ウォーズ100オブジェクツ
- Training Remote - 公式データバンク