ミスロル(Mythrol)はエラやヒレといった両生類の特徴を備えたヒューマノイド型知覚種族である。
生態と特徴
ミスロルはヒューマノイドの知覚種族で、頭部にエラやヒレなどの両生類の特徴を備えていた。また彼らは脱皮することができた。若いミスロルは甘いムスク(分泌物)を分泌することで知られ、高値がついた。[1]
銀河系におけるミスロル
9 ABY、賞金稼ぎギルドに手配されている若いミスロルが、氷の惑星パゴドンにあるパブでトローラーの集団にからまれた。彼らはこのミスロルのムスクを力ずくで手に入れようとしたが、パブに現れた賞金稼ぎの“マンダロリアン”がトローラーたちを撃退し、賞金首であるミスロルを捕まえた。マンダロリアンはこのミスロルを<レイザー・クレスト>でカーボン凍結し、ネヴァロでギルドに引き渡した。[1]
35 ABY当時、巣離れしたミスロルのジュン・ゴビントが支援要員としてレジスタンスに仕えていた。彼はジャングルの衛星エイジャン・クロスにあるレジスタンス基地に配属され、スターファイター隊の燃料といった消耗品の管理を任されていた。[2]
制作の舞台裏
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』の翻訳版ではマイスロルと表記されている。また本書では、ミスロルのキャラクターに関する説明文で molting が「毛が生え変わ」ると訳されているが、これは「脱皮」とする方が適切と思われる。