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類似した名称の記事はスローン(曖昧さ回避)を参照

「歴史は動いているのだ、艦長。それに追いつけん者は、取り残されるか指をくわえて見守ることになる。だがわれわれの行く手を阻む者は、見守ることもできんだろう」
―ギラッド・ペレオン艦長に対し、スローン大提督[出典]

ミスローニュルオド[7](Mitth'raw'nuruodo)はチス男性で、銀河帝国宇宙軍に仕えた大提督。一般的にコア・ネームスローン[8](Thrawn)で知られた。

帝国軍の大提督のうち、スローンは唯一の非人間種族だった。帝国には非人間種族に対する厳格な差別主義的方針が存在したにも関わらず、宇宙軍随一の軍事戦略家として才能を認められたスローンは、人間の将校を押しのけて権力の座へ上り詰めていったのである。

未知領域のチス社会に生まれたスローンは、長年にわたってチス拡張領域防衛艦隊に仕えた。しかしスローンの戦術は先制攻撃を禁じるチス・アセンダンシーの伝統と一致せず、結果的に彼は異端児扱いされることになった。27 ABY、スローンは銀河共和国領からやってきた艦隊を撃破した。スローンはこの時初めてシスの暗黒卿ダース・シディアスと接触した。スローンとシディアスはそれぞれ異なる社会に属していたが、どちらも銀河系の未知領域に潜む数々の脅威、特にユージャン・ヴォングの危険を正確に把握していた。シディアスと非公式に手を結んだスローンは、共和国の探査船アウトバウンド・フライトを破壊して多くのジェダイを葬った。翌年、アセンダンシーの方針を無視し続けたスローンはチス社会から追放され、チス・スペースの辺境にある無人の惑星に追いやられた。

19 BBYニュー・オーダー宣言の直後、流刑地で生活を送っていたスローンは帝国宇宙軍の将校ヴォス・パークによって発見された。パークはスローンが並外れた知能を備えていることに気づき、銀河帝国皇帝となっていたシディアスのもとへ連れ帰った。スローンの才能を知っていたシディアスは、このエイリアンの軍人を銀河帝国に加えることを認めた。

およそ2 BBY、スローンは13番目の帝国宇宙軍大提督に任命された。当時スローンは反乱同盟との戦いや未知領域の秘密偵察任務に大部分の時間を費やしていた。この頃、スローンは他の者たちには秘密で「ハンド帝国」と呼ばれる強力な軍事政権を未知領域に築き上げた。

皇帝がエンドアの戦いで命を落とした時も、スローン大提督は未知領域の任務に就いていた。およそ4年間未知領域で沈黙を貫いた後、スローンは崩壊寸前の帝国軍を率いる最高司令官として銀河社会に復帰し、反乱軍(新共和国として生まれ変わっていた)の掃討作戦に着手した。スローンは9 ABY軍事作戦で新共和国に何度も大打撃を与えたが、この発展途上の政府を滅ぼすことは出来なかった。

スローン大提督はビルブリンギの戦いで突然のを遂げた。スローンのボディガードを務めていたルクが帝国に虐殺された同胞の仇をとるため大提督を暗殺したのである。しかしスローンは死後も最高の戦略家として歴史書に名を残し、新共和国をあと一歩のところまで追い詰めた帝国の指導者として人々の記憶に残った。

参考資料[]

脚注[]

外部リンク[]

銀河帝国大提督
マーティオ・バッチ · ニアル・デクラン · オクタヴィアン・グラント · ジョセフ・グランガー · イシン=イル=レイズ
アフシーン・マカーティ · ミスローニュルオド · ダネッタ・ピッタ · ペッカッティ・シン
ミルティン・テイケル · オスヴァルド・テシック · ルファーン・ティゲリナス · デミトリウス・ザーリン
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銀河帝国最高司令官
ダース・ヴェイダー · スローン · ルーク・スカイウォーカー
セドリス・QL · ゼクル・ニスト · レッド・ウェッセル · イモーデット
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