- 「来て! 行くわよ!」
- ―ジェダイ・イニシエイトたちに、ミナス・ヴェルティ[出典]
ミナス・ヴェルティ(Minas Velti)は人間の女性で、銀河共和国時代の末期を生きたジェダイ・マスターである。クローン戦争終結時にオーダー66が発令され、惑星コルサントのジェダイ・テンプルが第501軍団の奇襲を受けた際、ヴェルティはクローン・トルーパーによって殺害された。
経歴[]
- 「どうしたらいい?」
「逃げよう」 - ―ヴェルティの死後、イニシエイトたち[出典]
銀河共和国時代の末期、ミナス・ヴェルティはジェダイ・オーダーに仕え、ジェダイ・マスターの階級を与えられていた。[2] クローン戦争終盤の19 BBY[1]、シーヴ・パルパティーン最高議長が共和国グランド・アーミーの兵士に対し、すべてのジェダイの粛清を命じる緊急指令オーダー66を発令した時[3]、ヴェルティは惑星コルサントにあるジェダイ・テンプルのバルコニーで、ジェダイ・イニシエイトのグループの修行を監督していた。テンプルは第501軍団による奇襲を受け、ヴェルティとイニシエイトたちもバルコニーでクローン・トルーパーの攻撃を受けた。[2]
ヴェルティは即座にライトセーバーを起動してブラスターの銃撃を防御し、クローン・トルーパー数名を倒して、イニシエイトたちを安全な場所へ誘導しようとした。しかし彼女は通路を少し進んだところでトルーパーと相打ちになり、腹部を撃たれて命を落とした。イニシエイトたちは倒れたヴェルティに駆け寄ってマスターの死を悲しんだが、すぐに自力での脱出を決意し、争いが繰り広げられているテンプルの通路を走り出した。[2]
人物[]
- 「さあ、こっちへ! 急いで!」
- ―ミナス・ヴェルティ[出典]
ミナス・ヴェルティは人間の女性で、褐色の肌に黒い髪をしていた。彼女はジェダイ・マスターとして次世代のジェダイであるイニシエイトたちの訓練を監督することがあった。ジェダイ・テンプルが攻撃を受けた際、ヴェルティは子どもたちの安全を守り、複数のクローン・トルーパーと戦いながら彼らを安全な場所へ導こうとした。[2]
力と能力[]
ヴェルティはフォース感応者であり、ライトセーバー戦闘の技術を備えていた。彼女はテンプル襲撃時もその技術を生かして数名のクローン・トルーパーをライトセーバーで切り倒し、ブラスターのビームを防御するだけでなく、任意の方向へ撥ね返すことで離れた場所にいる敵も倒した。[2]
装備[]
ヴェルティは緑色の刃のライトセーバーを所持し、茶色のローブを身に着けていた。[2]
制作の舞台裏[]
ミナス・ヴェルティはTVシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』のパート1に登場するキャラクターである。本作は2022年5月27日に Disney+ で配信が開始された。劇中で名前を呼ばれる場面は無いが "Jedi Master Minas Velti" (ジェダイ・マスター・ミナス・ヴェルティ)という役名でエンドロールにクレジットされている。女優はミン・チユウ。[2]
登場作品[]
- オビ=ワン・ケノービ – パート1 (初登場) (回想シーン)
- スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノービ (回想シーン)