ミーナ・ティルズ(Meena Tills)はモン・カラマリの女性で、惑星モン・カラ出身の銀河共和国元老院議員。クオレン種族のタンドラ・ドーメイアの後継として銀河元老院に参加した。モン・カラがクローン戦争の戦場になった時、ティルズはジェダイやクローン・トルーパーとともに分離主義勢力の捕虜になった。モン・カラマリとクオレンが力を合わせて分離主義者を追い出した後、ティルズはシーヴ・パルパティーン最高議長の権力拡大に歯止めをかけるため2,000人の請願書に署名した。
経歴[]
- 「今は内乱勃発の瀬戸際にあります。そして今や、我が軍を率いる最高司令官はこの少年なのです。彼が指導者としての責務を果たせるかどうかはあなたに懸かっています」
- ―アクバーにリー=チャー王子を託すミーナ・ティルズ[出典]
モン・カラマリ種族の女性、ミーナ・ティルズはアウター・リム・テリトリーの海洋惑星モン・カラに生まれた。クローン戦争当時、モン・カラを代表していたクオレン種族のティッケス元老院議員が独立星系連合へ離反したため、銀河共和国忠誠派のタンドラ・ドーメイアがその跡を継ぎ、さらにミーナ・ティルズへと交代した。彼女が銀河元老院に加わった時、モン・カラはヨス・コリーナ王によって統治され、モン・カラマリとクオレン種族が平和的に共存していた。
戦争中、コリーナ王が暗殺されると、ノーソア・ライ率いるクオレン孤立主義同盟が台頭し、リー=チャー王子の王位継承に強く反対した。共和国はジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーとナブー代表のパドメ・アミダラ議員を派遣して調停を試みたが、クオレンは分離主義者のリフ・タムソン司令官に後押しされて内戦に踏み切った。クオレン軍の襲撃が目前に迫っていた時、ティルズは若きリー=チャーを一人前の指導者にするため、モン・カラマリ・ガードを率いるギアル・アクバー大佐にこの少年の指南役を任せた。モン・カラの戦いが始まると、ティルズはアクバーやジェダイとともに分離主義勢力の捕虜になり、モン・カラ・シティの強制収容所に入れられた。しかしこの戦いで成長したリー=チャーは、惑星の支配を企むタムソンを倒すためノーソア・ライを説き伏せ、モン・カラマリとクオレンの間に平和を取り戻した。2種族が協力して分離主義者を追い出した後、リー=チャーは正式に王として認められた。
内戦が終結した後、ティルズは“2,000人の議員”の一員となり、最高議長シーヴ・パルパティーンに権力の放棄を求める2,000人の請願書に名を連ねた。しかし彼女たちの願いもむなしく、共和国はクローン戦争の終結と同時に解体され、パルパティーンを皇帝とする銀河帝国が形成された。
登場作品[]

ミーナ・ティルズ
クローン・ウォーズ – 海洋惑星の激戦
クローン・ウォーズ – グンガン参戦
クローン・ウォーズ – 囚われた王国
クローン・ウォーズ – クローヴィスの台頭
クローン・ウォーズ – はずれた思惑
クローン・ウォーズ – 声
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (初登場)