- 「あいつらどこであんなメカなんぞ手に入れた?」
- ―グレッカー[出典]

カーネリオンIVのメック
メック(Mech)とはある種の巨大機械やウォーカー、人が操縦する機械などの総称として用いられる用語。メカとも。[1][2] エンシェントと呼ばれる古代人は、カルダー三連星系の惑星スカラ・ナルに巨大な“スカラ・ナルのメック”を建造した。この4足歩行の巨大装置は“山のハート”と呼ばれるクリスタルを動力とし、強力な破壊エネルギーを発射することができた。[2]
惑星カーネリオンIVでは、人が頭部のコックピットに乗り込んで操縦する戦闘用メックが使用されていた。このメックは“ウォーカー”とも呼ばれ、オープン=クローズド戦争においてオープン側の戦力として使われた。[1] 新共和国時代、サイボーグ・メックという謎の人物が惑星マンダロアの荒廃した地下に潜んでいた。この人物は機械の体を持ち、大型のスパイダー・タンクを操った。サイボーグ・メックはマンダロリアンのディン・ジャリンを生け捕りにしたが、ジャリンの救出に駆け付けたボ=カターン・クライズによって倒された。[2]
新共和国時代、惑星ネヴァロに住むアンゼランのドロイドスミスたちは、アサシン・ドロイドIG-11のボディを再利用して手動操作式のIG-12を造り上げた。これはアンゼランのような小柄な操縦者が胸部スペースに乗り込んで操作する[3] メック・スーツ[4] であり、グリーフ・カルガ上級監督官によってディン・ジャリンとグローグーに贈られた。[3]
制作の舞台裏[]
現実世界におけるメックとは、巨大ロボットや人が乗って操縦するマシーン等、SF分野に登場する架空の機械装置の総称である。[5] 和製英語であるメカ(mecha)を由来としている。日本語でメカというと機械(メカニズム)全般を指すが、英語圏でメックという場合はSF的な機械装置を指す用語となる。[6]

LEGO のストームトルーパー・メック
一部のスター・ウォーズ作品でも、ある種の大型機械や操縦機械がメックと呼ばれている。[1][2] また LEGO のスター・ウォーズ関連商品では、ミニフィギュアが頭部に乗り込んで操縦する巨大ロボがメックと呼称されている。[7] ただし大型機械がどれもメックと呼ばれるわけではなく、使用例は限定的である。例えばコミック『スター・ウォーズ:オビ=ワン&アナキン』に登場したメックは作中で“ウォーカー”とも呼ばれているが[1]、逆にAT-ATなどのウォーカーは劇中でメックとは呼ばれていない。
登場作品[]
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 スター・ウォーズ:オビ=ワン&アナキン
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 スター・ウォーズ・エンサイクロペディア:スター・ウォーズ銀河総合ガイド
- ↑ 3.0 3.1
マンダロリアン – チャプター23:スパイ
- ↑
Bounty Hunting Highlights: 5 of Our Favorite Moments from The Mandalorian – "Chapter 24: The Return" - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ MECH | English meaning - Cambridge Dictionary
- ↑ SFE: Mecha
- ↑
LEGO Star Wars (セット:75370 Stormtrooper Mech)