メドテク・インダストリーズ社(Medtech Industries)、通称メドテク社は医療技術を取り扱った会社である。同社が製造したFXシリーズ医療補助ドロイドは幅広い医療用具一式を装備し、医師のアシストのほかに患者の様子観察や、医療機器を取り扱った手当、医療方法の提案など、自ら種族に適したさまざまな検査を行った。そのためFXシリーズは多くの医療センターで採用されており、2-1Bシリーズとともに医療ドロイドとして人気が高かった。FXシリーズにはFX-4やFX-6、FX-7、その他7種のモデルが存在したが、それとは別にメドテク社はナナイトを用いた攻撃用の武器“ナナイト・ランチャー”の設計プロジェクトも実施していた。トワイレックのバイオエンジニア・トゥヤとその相棒のドロイドT-U8“タブス”はかつてメドテク社でナナイトを使ったナノテクノロジーに関する研究を行っていたが、この会社の闇を知ると2人はナナイト・ランチャーの設計図を盗み出し、オフィスビルから脱走した。
歴史[]
メドテク社が製造した人気商品FXシリーズは合計10種類存在し、FX-7(写真)はそのひとつであった
メドテク・インダストリーズ社[1]、通称メドテク社は[3] 医療技術を取り扱った会社であり[2]、同社の製品としてFXシリーズ医療補助ドロイドが知られる。[1] この医療ドロイド・シリーズは複数の医療用アームと幅広い医療用具一式を装備し、医師をアシストするようプログラムされていた。FXシリーズは他の医療ドロイド機種とは違って無個性でありながらも[6]、患者の様子観察や、医療機器を取り扱った手当、医療方法の提案など[1]、自ら種族に適したさまざまな検査を行った。[7] そのためFXシリーズは[8] インダストリアル・オートマトン社の[9] 2-1B外科ドロイドとともに医療ドロイドとして最も人気があり[8]、多くの医療センターで採用されていたのである。[9] またメドテク社のFXシリーズには合計10種類のモデルが存在し[5]、FX-4やFX-6、FX-7はそのひとつであった。[3][4]
メドテク社は複数の研究チームのもとナナイトを用いたプロジェクトを行っていたが、その目的はナナイトを使って他者を回復させることではなく、傷つけることであった。このプロジェクトにより他者を傷つけることができるナナイトが用いられたブラスター“ナナイト・ランチャー”が設計され、それにはトワイレックの女性トゥヤの研究対象である回復用ナナイトも組み込まれていた。彼女は大学を卒業した後はメドテク社でバイオエンジニアとして就職し、厳正な科学者の枠から決してはみ出すことのない同僚たちと自分は少し異なっていると感じながらも、自身の仕事であるナノテクノロジーに関する研究を気に入っていた。この研究でトゥヤは相棒のドロイドT-U8、通称“タブス”と一緒にナナイトを用いて有機生物の回復を早められるか実験していたのである。ある日、彼女は無人になった上司のオフィスのビュースクリーンで、自身と同じプロジェクトを担当している他のチームとナナイト・ランチャーの存在、そして自身の回復ナナイトがこの武器に組み込まれていることを知る。会社の闇に触れてしまった彼女はタブスの力を借りてこのブラスターの設計図を盗み出し、オフィスビルから逃げ出した。[2]
その後トゥヤが逃げ出したことに気が付いたメドテク社は、他の医療技術会社に彼女を同じフィールドで雇わないように要求した。一方でトゥヤはORSNで“アウター・リムのハンター”の広告を目にすると、このイベントでハンターとして出場し、ナナイト・ランチャーの回復力を大勢の観客の前で披露することで、回復ナナイトについての認知を広めつつ更なるナノテクノロジーの実験を行うことを決心した。そして彼女はメドテク社を廃業へ追い込ませることを夢見るようになった。[2]
制作の舞台裏[]
レジェンズの設定資料集『兵器とテクノロジーの新エッセンシャル・ガイド』で掲載されたメドテク社のロゴ。『週刊 スター・ウォーズ R2-D2』第19号ではこのロゴがモノクロで描かれている
正史媒体におけるメドテク・インダストリーズ社の初出は2014年9月2日に発表された小説『新たなる夜明け』(ジョン・ジャクソン・ミラー著)であり、ヘラ・シンドゥーラによってその名が言及される。ただし本書での同社の表記は単に「Medtech」であり[3] 、「Industries」も含めた正式名称は2015年3月12日に配信開始した Topps のカード・ゲーム・アプリ『スター・ウォーズ:カード・トレーダー』で初めて紹介された。[5] なお2015年4月24日に発売された『新たなる夜明け』日本語翻訳版では「Medtech」が“医療ドロイド”と誤訳されている。[3]
正史では医療目的とは真逆の兵器を開発しながらも新共和国時代でも現役のメドテク社であるが[2][10]、レジェンズの世界線ではインダストリアル・オートマトン社のMDシリーズ医療ドロイドのせいでFXシリーズが時代遅れになったことにより、3 ABYまでに廃業している。[11][12]
登場作品[]
- 新たなる夜明け (初言及) (訳語は医療ドロイド)
- スター・ウォーズ:銀河のハンター (言及のみ) (メドテック、メドテクの表記が混合)
参考資料[]
スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Set: FX-7 - Medical Droid - Base Series 1)- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 (表記はメドテック・インダストリーズ)
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版 (表記はメドテク・インダストリーズ)
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第5号 (ドロイド仕様書:2-1Bシリーズ 医療ドロイド Part 1) (表記は「メドテック・インダストリーズ」社)
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第19号 (ドロイド仕様書:FXシリーズ 医療ドロイド Part 2) (表記はメドテク・インダストリーズ社)- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
トゥヤが登場! - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖) (表記はメドテク工業社)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5
トゥヤが登場! - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 新たなる夜明け
- ↑ 4.0 4.1
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第19号 (ドロイド仕様書:FXシリーズ 医療ドロイド Part 2)
- ↑ 5.0 5.1 5.2
スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Card: FX-7 - Medical Droid - Base Series 1)
- ↑ スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ スター・ウォーズ キャラクター事典 最新完全版
- ↑ 8.0 8.1
週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第24号 (宇宙飛行の秘密:宇宙船の医療設備)
- ↑ 9.0 9.1
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第5号 (ドロイド仕様書:2-1Bシリーズ 医療ドロイド Part 1)
- ↑ 『スター・ウォーズ タイムライン』によればアラン・タルが“ハンター”に加わり「アウター・リムのハンター」のホロネット配信が始まったのは9 ABY、すなわち新共和国時代である。『アリーナ・ニュース』では最初期の号でこれらの出来事が最新ニュースとして紹介されており、
トゥヤが登場! - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)でトゥヤがメドテク・インダストリーズ社の廃業を夢見ていることが紹介されているため、少なくとも新共和国時代では同社は現役である。
- ↑
FX-7 - 旧データバンク (リンク無効; バックアップ)
- ↑ Galaxy Guide 3: The Empire Strikes Back