- 「貨物が輸送されれば、俺も俺の分隊もようやくここから出られるわけだ」
- ―メーデー[出典]
帝国時代初頭、クローン・コマンダー・メーデー率いる銀河帝国のクローン・トルーパー分隊は氷の惑星バートンIVの帝国軍補給基地に配属されていた。彼らに与えられた任務は補給基地に保管された帝国の貨物を防衛することだった。しかし補給基地は地元の盗賊たちによる度重なる襲撃にさらされ、メーデーの分隊は多数の犠牲を出し、センサー等の装備品も劣化していった。メーデーは応援や物資の補給を求めたが、ノーラン中尉とCT-9904“クロスヘアー”らがようやく到着するまでのあいだ、要請は無視され続けた。[1]
ノーランが現れた時点で、メーデーの部下はヘックスとヴィーチの2人だけになっていた。そしてその2人も間もなく盗賊の襲撃で戦死し、ふたつの貨物コンテナが奪われてしまった。メーデーとクロスヘアーはノーランの命令で略奪者を追跡し、彼らの隠れ家を襲撃して貨物を取り戻した。その際、コンテナの中身がTKストームトルーパーのアーマーだったことが判明した。メーデーは雪崩に巻き込まれ、クロスヘアーの助けを借りて瀕死の状態で基地に戻ったが、ノーランがクローンのために医薬品を割くことを拒否したため、力尽きて命を落とした。[1]