モス・アルゴ(Mos Algo)は惑星タトゥイーンにあった小さな町で、フリク鉱山の隣に築かれた入植地。西部デューン・シーの東端、北部ジャンドランド荒野との境界付近に位置した。マイニング・ギルドの撤退後に放棄され、やがてハット・クランのシャドウポートとして利用されるようになった。
特徴[]
モス・アルゴは惑星タトゥイーンの小さな町であり、ハンガー・ベイと複数の建物によって構成された。西部デューン・シーの東端、北ジャンドランド荒野との境目付近に位置し、岩山のふもとに形成されていた。ハンガー・ベイから町の通りを進むと、フリクを採掘するために作られた鉱山の入り口があった。[1]
歴史[]
銀河内戦の2世代前、土地測量士らによってモス・アルゴのフリク鉱の調査が行われた。この岩山に豊富なフリクが眠っていると信じる後援者の後押しを受け、モス・アルゴの開拓が行われたが、結局めぼしい成果は上がらなかった。採掘クルーの数は減っていき、139日目には残っていたクルーもデューン・シーの反対側へ移動して新たな生活を始めてしまった。その後、モス・アルゴの鉱山はしばらくマイニング・ギルドによって運営されたが、収益が上がらなくなると見捨てられ、最終的に町は放棄された。鉱山にはトロッコなどの設備が放置され、1台のサンドクローラーが岩地に埋もれたまま取り残された。[1]
帝国時代、犯罪組織ハット・クランは無人となったモス・アルゴの町を、密輸を行うためのシャドウポートとして利用した。3 ABY、ジャバ・ザ・ハットのために働くことになった無法者ケイ・ヴェスと賞金稼ぎヴェイル・トーミンは、銀河帝国のフォート・サンファイアから強奪したデータをハットの手下に届けるため、ビブ・フォーチュナの指示でモス・アルゴへ向かった。しかしケイとヴェイルが帝国軍に尾行されていたため、フォーチュナは手下を町から引き上げさせた。ケイとヴェイルはストームトルーパーやITT、センチネル級着陸船、AT-STからなる帝国軍部隊に包囲されたが、ND-5が操縦する<トレイルブレイザー>が駆け付けて2人を救い出した。[1]
同年、ケイ・ヴェスはモス・アイズリー郊外でパイク・シンジケートのメンバーに雇われ、彼らがタトゥイーンにリパルサー・トレインを敷設するための事前調査を手伝うことになった。ベスティンの町を訪れたケイは、かつてモス・アルゴ開拓に参加した土地測量士の孫と出会い、鉱山の話を聞いた。ケイはモス・アルゴを再訪し、町の廃墟や、廃坑の施設を探索して土地測量士が残した当時の日誌を集めた。その後、ケイは調査結果をパイク・シンジケートに報告した。またケイはモス・アルゴ滞在中に、DUMシリーズ・ピット・ドロイドの頭部やタスケン・レイダーの護符といった品々を入手し、ミユキ通商連盟の隠し物資を発見した。[1] [1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ 無法者たち (初登場)