- 「俺のモノは誰にも渡さん！」
- ―モッコ[出典]
モッコ（Mokko）は体の随所に機械を移植したサイボーグの男性で、帝国時代初頭に活動した鉱山事業者、奴隷主。モッコは砂漠の惑星イプシドンにあったテクノ・ユニオンのイプシウム鉱山を占拠し、その周囲に築かれた町“モッコタウン”をボスとして取り仕切った。彼はドレイクやベンニ・バーロをはじめとする少年の奴隷たちを鉱山で働かせ、食料を餌に酷使していた。モッコは成績のよい“稼ぎ頭”にしか充分な食料を与えず、奴隷たちを互いに競わせることで利益を維持した。また彼は鉱山の売り上げを実際よりも低く見せかけ、本当の利益を自分一人で独占していた。[1]
ある時、ベンニがクローン・フォース99のアタック・シャトル＜マローダー＞を盗んでモッコタウンに持ち帰った。モッコは船内にいたパワー・ドロイドのゴンキーとわずかばかりの水を褒美としてベンニに与え、シャトルを解体するよう手下たちに命じた。しかしその夜、クローン・フォース99のメンバーがゴンキーの信号を頼りにベンニの居場所を暴き、この少年にモッコタウンを案内させた。ベンニは侵入者の存在をモッコに密告したが、モッコが利益を独占していたことを知って心変わりし、他の奴隷たちの前で雇い主を告発した。モッコは結託した奴隷たちと戦った際に鉱山の通路から落下し、ベンニから助けの手を差し伸べられたにも関わらず抵抗を試みたため、自らの破滅を招いた。[1]
制作の舞台裏[]
モッコはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ：バッド・バッチ』のために制作されたキャラクターである。2023年2月22日に動画配信サービス Disney+ で公開されたシーズン2第10話『奪回』で初登場を果たした。声優はジョナサン・リポウ。[1]
