- 「やはり誰かがポッドに乗っていたんだ。足跡が向こうに続いている」
- ―モド・テリック[出典]
モド・テリック[1](Mod Terrik)は人間の男性で、デザート・サンズ・サンドトルーパー部隊に所属した帝国軍の大尉である。恐れ知らずで意欲的なテリックは、目標達成のために必要であると判断した場合、兵士を何人でも犠牲にする方針の持ち主だった。彼は熟練した戦術家であり、何百もの反乱軍兵士を葬ったことで知られた。
経歴
0 BBY、砂漠の惑星タトゥイーンでドロイドのR2-D2とC-3POを捜索する任務を与えられた際、モド・テリックはサンドトルーパー部隊デザート・サンズのゼータ中隊を指揮した。テリックは、ジャワのサンドクローラーに急襲を仕掛けるよう部下に命じた。サンドクローラーの足跡を追い、テリックたちはやがてラーズ農場にたどり着く。彼の部下はオーウェン・ラーズとベルー・ラーズ夫妻を捕まえ、ダース・ヴェイダーの命令に従ってふたりを処刑した。テリックたちが農場を離れた後、2体のドロイドを所有するルーク・スカイウォーカーが現場に戻り、育て親であるラーズ夫妻の死体を目にした。
その後、テリックは銀河帝国のために働くスパイ、ガリンダンと接触した。ガリンダンはC-3POとR2-D2を尾行し、2体がドッキング・ベイ94にいることを知っていた。テリックと部下たちは<ミレニアム・ファルコン>が停泊していたドッキング・ベイ94に駆け付け、ハン・ソロ船長と銃撃戦を繰り広げたが、ドロイドもろとも取り逃がしてしまった。銃撃戦のさなか、テリックの部下で、帝国のやり方に不満を抱くデイヴィン・フェルスは、背後からテリックを射殺した。
登場エピソード
- When the Desert Wind Turns: The Stormtrooper's Tale
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(コミック)
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(未邦訳ジュニアノベル)
- Star Wars: Force Commander
参考資料
脚注
- ↑ カタカナ表記は『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』に基づく。