モラン

「やり方さえ分かってれば、銀河は儲けるチャンスで一杯なんだ」

―モラン^[出典]

モラン（Moran）はミリアランの男性で、帝国時代に惑星コーボーで暮らした貿易商、元密輸業者。コア・ワールド出身のモランは、共和国時代に首都惑星コルサントで銀河経済を学び、共和国徴税庁で歳入に関する訴訟を調査する仕事に就いた。しかし彼はもっと効率よく金を稼ぐ方法があることに気づき、ビジネス・パートナーのドレヨとともに密輸事業を展開し始めた。銀河帝国が台頭して取り締まりが厳しくなった際、ドレヨは廃業を提案したが、モランは拒絶した。モランは独りで事業を続けることになったが、やがて帝国による摘発に遭い、アウター・リムのコーボーへ逃げ延びることになった。最盛期はもはや過去のものとなったモランは、ランブラーズ・リーチ村にあるパイルーン・サルーンの常連客となり、自分の生業を破滅させた帝国に文句を垂れながら酒場で時間をつぶす日々を送った。^[1]