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類似した名称の記事はダック(曖昧さ回避)を参照

「深みで嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、大波を起こすのです。モン・カラマリの戦艦こそが、反抗の鍵であり……この星の自由の鍵なのです!」
―エク=チャー王に対し、レイア・オーガナ[出典]

モン・カラ(Mon Cala)、別名モン・カラマリ(Mon Calamari)、ダック(Dac)は銀河系アウター・リム・テリトリーカラマリ宙域モン・カラマリ星系に属す海洋惑星。青々とした珊瑚や海藻の双子の太陽の光を浴び、美しい光景が広がっていた。モン・カラは知覚種族モン・カラマリクオレン母星であり、ふたつの社会には長い対立の歴史があった。モン・カラはモン・カラマリ造船所自由ダック義勇工兵隊といった造船事業でも知られ、個性的で美しいスターシップを建造した。この惑星はモン・カラマリ王国によって統治され、海上都市ダック・シティで国王が訪問者と謁見することもあったが、住民の大部分はモン・カラ・シティをはじめとする水中都市に住んでいた。

モン・カラは戦略的に重要な惑星であり、クローン戦争では銀河共和国独立星系連合の双方がこの星に政治および軍事的な特使を送り込んだ。モン・カラマリとクオレンの間の緊張が高まる中、分離主義者の陰謀でヨス・コリーナ王が暗殺され、20 BBYに種族間の内戦が勃発した。ノーソア・ライ率いるクオレン孤立主義同盟は分離主義者のリフ・タムソンにそそのかされてモン・カラ・シティを襲撃し、モン・カラマリのリー=チャー王子を捕まえようとした。しかし、タムソンがモン・カラの専制支配を企んでいたことが発覚すると、クオレンとモン・カラマリは分離主義勢力を追い払うため手を取り合い、惑星に平和を取り戻した。リー=チャーは亡きコリーナの後を継ぎ、モン・カラマリ王国の新しい指導者となった。

銀河帝国が台頭した後、オーダー66を生き延びたジェダイパダワンフェレン・バーがリー=チャーの秘密の顧問となった。モン・カラの軍艦が将来反乱運動で重要な役割を果たすことを予見したバーは、国王をそそのかして帝国との敵対を煽り、モン・カラ侵略を引き起こした。結果、モン・カラの水中都市は帝国の猛攻撃にさらされ、バーは戦死し、リー=チャーは帝国によって生け捕りにされた。その際、ラダス率いる脱出艦隊がモン・カラを離脱し、のちに反乱同盟と合流した。しかし母星が武力によって帝国の占領下に置かれ、リー=チャー王も人質に取られた状態とあり、ドース・アーティヤ摂政率いるモン・カラ貿易艦隊の大部分は帝国への残留を余儀なくされた。

モン・カラは20年近くに渡って帝国の占領に甘んじたが、ヤヴィンの戦いの後、モン・カラマリの同盟軍提督ギアル・アクバーレイア・オーガナがアーティヤ摂政に反乱を呼びかけた。当初アーティヤは消極的だったが、オーガナたちが惑星ストロキル・プライムに収監されていたリー=チャー王の最期のメッセージを届けた結果、モン・カラの反乱が巻き起こった。銀河内戦の終盤、モン・カラはシンダー作戦の標的となった。銀河内戦の数十年後、モン・カラは当初ファースト・オーダー=レジスタンス戦争で中立を保ったが、レイア・オーガナがレジスタンスの将軍として惑星を再訪し、エク=チャー王に協力を呼び掛けた。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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