モン・カラの占領（Occupation of Mon Cala）は銀河帝国によって行われた、海洋惑星モン・カラの占領。[1] 18 BBYに行われた[2] モン・カラ侵略をきっかけに始まった。[5] ウィルハフ・ターキン総督とシス卿ダース・ヴェイダー率いる帝国軍は侵略時にモン・カラに対して大規模な爆撃を行い、モン・カラマリ王国の国王であるリー＝チャーを捕まえた。またこの時、ラダス提督率いるモン・カラ貿易艦隊の一部の宇宙船が母星から脱出を果たした。[6] また帝国はモン・カラの水中都市を構成する“シティ＝シップ”に宇宙航行能力があることを知らず、彼らの大量脱出を許した。これらの船はのちに反乱同盟の戦力に加わった。[7] 国王が不在となったあと、モン・カラマリのドース・アーティヤが摂政としてモン・カラを統治することになった。[3] アーティヤはモン・カラにこれ以上の被害が及ぶのを防ぐため帝国の占領軍に協力的な姿勢をとった。しかし民衆はそんなアーティヤを帝国の共犯として非難するのではなく、むしろ最悪の状況でベストを尽くしてくれる庇護者として感謝した。[8] またモン・カラに留まった貿易艦隊も、“帝国通商艦隊”として帝国の管理下に入った。[3]
占領中、モン・カラに住むモン・カラマリとクオレン種族はダース・ヴェイダーによって服従を強いられ、拷問と粛清で大勢が命を落とした。[4] モン・カラ占領を経験したモン・カラマリのアルド・バロダイは、帝国のもとでバーテンダー等として働きながら愚かなエイリアンを演じ、不注意な帝国軍将校の話を盗み聞きして反乱軍に情報を流していた。[9] 1 ABY[2]、反乱軍のプリンセス・レイア・オーガナとギアル・アクバー提督がアーティヤ摂政に接触し、同盟宇宙軍への戦力提供を求めた。アーティヤは母星の安全を第一に考えて依頼を拒否したが、レイアのチームは惑星ストロキル・プライムに収監されていたリー＝チャー王を見つけ出し、彼の最期のメッセージを記録してモン・カラへ持ち帰った。国王の遺言が艦隊長たちに放送された結果、大規模なモン・カラの反乱が発生し、貿易艦隊がモン・カラマリ星系から脱出して反乱軍に加わった。しかしアーティヤは帝国による報復攻撃を受けて死亡した。[3] 銀河内戦中、モン・カラマリとクオレンは最終的に帝国に対して勝利を収めた。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ：シスの暗黒卿 燃える海原
- ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 小説版 （言及のみ）
- スター・ウォーズ：モン・カラの反乱 （初登場）
- Star Wars：スコードロン （言及のみ）
- スター・ウォーズ：去りし日の希望 （言及のみ）
参考資料[]
週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第24号 （スターシップ・ファクトファイル：モン・カラマリ・スター・クルーザー）- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- スター・ウォーズ：銀河系を変えた戦い
- Ardo Barodai - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9
週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第24号 （スターシップ・ファクトファイル：モン・カラマリ・スター・クルーザー）
- ↑ 2.0 2.1 2.2 スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 スター・ウォーズ：モン・カラの反乱
- ↑ 4.0 4.1 スター・ウォーズ：去りし日の希望
- ↑ THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- ↑ スター・ウォーズ：シスの暗黒卿 燃える海原
- ↑ スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- ↑ スター・ウォーズ：銀河系を変えた戦い
- ↑
Ardo Barodai - 公式データバンク