- 「彼女の一族はクローン戦争で虐殺された。彼女は生き延び、その怒りをバネに工業を興し、帝国の宇宙艦隊建造に貢献した。彼女は星々を略奪し、その過程ですべてを破壊してきた」
- ―アソーカ・タノ[出典]
モーガン・エルズベス(Morgan Elsbeth)はフォース感応能力を備えた人間女性で、ナイトシスター。[1] クローン戦争で一族を虐殺された経験を持つエルズベスは、銀河帝国の時代に帝国軍艦隊の建造に貢献した。新共和国時代、彼女は森林惑星コルヴァスの街カロダンを監督官として支配し、独自の勢力を率いていた。彼女は銀河内戦終結以降も帝国のスローン大提督に忠実であり[5]、かなたの銀河にいるグレート・マザーたちからの呼びかけに応じ、スローンを銀河系へ連れ戻す手段を模索した。[6]
9 ABY、元ジェダイのアソーカ・タノがエルズベスの活動を知り、スローンの復活を阻止するため彼女の前に立ちはだかった。エルズベスはマンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンにタノの殺害を依頼し、成功報酬として自身が所有する純ベスカー製の槍を提示した。ところがジャリンはタノの側につき、カロダンに攻め入った。エルズベスはタノとの対決に破れ、カロダンは彼女の勢力から解放された。[5] アソーカはエルズベスを尋問し、別銀河への旅に必要な星図のありかを聞き出した。その後、エルズベスは新共和国の囚人として護送されていたところを、傭兵ベイラン・スコールとシン・ハティによって救出された。[1]
自由の身になったエルズベスは銀河系外へ出るための準備を着々と進め、傭兵に命じて星図を取り戻し、デナブ星系の惑星シートスで巨大ハイパースペース輸送リング<シオンの目>を完成させた。エルズベスと傭兵たちはアソーカやヘラ・シンドゥーラたちの介入をなんとかしのぎ、パーギルの回遊ルートである“ペリディアへの道”を使って別銀河へ旅した。エルズベスは惑星ペリディアで待っていたグレート・マザーたちのもとにたどり着き、ついにスローンとの合流を果たした。[6] しかし彼女はスローンの指示のもとペリディアの要塞に留まり、スローンが脱出する時間を稼ぐため、グレート・マザーから与えられたタルジンの剣を使ってアソーカと戦った。エルズベスはアソーカによって倒されたが、彼女の犠牲のおかげで、スローンとグレート・マザーたちが乗る<キメラ>は銀河系への帰途につくことができた。[4]
制作の舞台裏[]
モーガン・エルズベスは2020年11月27日に動画配信サービス Disney+ で配信が始まった実写TVシリーズ『マンダロリアン』シーズン2の『チャプター13:ジェダイ』(デイヴ・フィローニ監督)で初登場を果たした。女優はダイアナ・リー・イノサント。[5]
登場作品[]
- マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ (初登場)
- アソーカ – パート1:師と弟子
- アソーカ – パート2:苦労と苦悩
- アソーカ – パート3:飛び立つ時
- アソーカ – パート4:堕ちたジェダイ
- アソーカ – パート5:影武者 (言及のみ)
- アソーカ – パート6:はるかかなたで
- アソーカ – パート7:再会と別れ
- アソーカ – パート8:ジェダイと魔女と大提督
参考資料[]
- ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン メイキング・オブ・シーズン2
- スター・ウォーズ:マンダロリアン ハンドブック
- Magistrate Morgan Elsbeth - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 アソーカ – パート1:師と弟子
- ↑ 2.0 2.1 スター・ウォーズ キャラクター事典 最新完全版
- ↑ 公式アナウンスによればTVシリーズ『アソーカ』は『マンダロリアン』と同時系列の物語である。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『マンダロリアン』の年代は9 ABYであるため、『アソーカ』で描かれたできごとの年代も9 ABY頃であると判断できる。
- ↑ 4.0 4.1 アソーカ – パート8:ジェダイと魔女と大提督
- ↑ 5.00 5.01 5.02 5.03 5.04 5.05 5.06 5.07 5.08 5.09 5.10 マンダロリアン – チャプター13:ジェダイ
- ↑ 6.0 6.1 6.2 アソーカ – パート6:はるかかなたで