モーデン・キャナディ(Moden Canady)は人間の男性で、銀河帝国やファースト・オーダーに仕えた軍人である。帝国時代はスター・デストロイヤー<ソリシチュード>の指揮官を務め、ファースト・オーダーではマンデイターIV級シージ・ドレッドノート<フルミナトリックス>の艦長を任されていた。歴戦の軍人であるキャナディはファースト・オーダーの若い将校が未熟なうえ傲慢な者ばかりであることに苛立ちを募らせていた。34 ABY、ディカー上空の戦闘に参加した際、キャナディはレジスタンス・ボマーの攻撃で破壊された<フルミナトリックス>と運命を共にする。
経歴[]
人間の男性、モーデン・キャナディはもともと銀河帝国の宇宙艦隊に所属し、スター・デストロイヤー<ソリシチュード>で[3] 指揮官を務めていた。[2] 銀河帝国が滅びた後、キャナディはファースト・オーダーの将校となり、マンデイターIV級シージ・ドレッドノート<フルミナトリックス>の艦長を任された。[3]
34 ABY、スターキラー基地の戦いの直後、キャナディはアーミテイジ・ハックス将軍の命令でレジスタンスに対する報復攻撃に参加した。<フルミナトリックス>はイリーニウム星系にジャンプし、秘密基地からの撤退活動を開始していたレジスタンスと交戦する。しかしレジスタンスのパイロットであるポー・ダメロン中佐がT-70 Xウイング・スターファイターを使って<フルミナトリックス>のキャノンを破壊し、キャナディのスター・ドレッドノートは戦闘機に対する防衛能力を失ってしまった。ファースト・オーダーの宇宙軍はレジスタンス・ボマーをほとんど撃ち落としたものの、最後の1機に乗り込んでいた砲手のペイジ・ティコが自らを犠牲にして大量の爆弾を投下し、<フルミナトリックス>を撃破した。ブリッジにいたキャナディはクルーとともに爆発で命を落とした。[1]
人物[]
帝国時代からのベテラン将校であるモーデン・キャナディはファースト・オーダーで<フルミナトリックス>を指揮する頃には50代になっており、部下の将校たちは彼の半分ほどの年齢の若者ばかりだった。[3] キャナディはファースト・オーダーの青年将校が未熟で傲慢な者ばかりであることを嘆いており[2]、彼らの情熱だけは認めていたものの、経験不足やチームワークの拙さはキャナディの指揮官としての自制心をすり減らすばかりだった。またキャナディは<フルミナトリックス>の威力に誇りを持っていたが、その潜在能力に見合ったクルーがいてくれればと切に願っていた。[3]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ (初登場)