- 「じゃあな、モーフ=ミルカーども!」
- ―テイバー・ヴァル・ドーン[出典]
モーフ=ミルカー(Moof-milker)[1]、あるいはモーフ・ミルカー(Moof milker)[2]、モーフ搾乳業者は銀河系で使用されたスラング。[1] モーフ=ミルカーは実際に存在する職業であるが、相手の知能を馬鹿にする際の罵倒語として用いられた。[3]
歴史[]
モーフ=ミルカーという言葉は、ハイ・リパブリック時代には既に侮蔑語として使われていた。232 BBY、海賊のテイバー・ヴァル・ドーンはシャトル<クリムゾン・ファイアホーク>からスパークル=ファイアの種を盗み取った後、ジェダイ・イニシエイトのカイ・ブライトスター、リス・ソレイ、ナブスたちを“モーフ=ミルカーども”と呼んで嘲笑った。[4]
10 BBY[5]、ハン・ソロは惑星ミンバンで初めてチューバッカと出会った際、彼を「汚らしいキャッシークのモーフ=ミルカー」と呼んだ。[6] 34 ABY[5]、ハン・ソロは<ミレニアム・ファルコン>を取り戻したときにも、この船のコンプレッサーに余計な改造を行った誰か(レイの指摘により、アンカー・プラットであることがすぐに判明した)をモーフ=ミルカーと罵倒した。[1]
銀河系最強のデジャリック・プレイヤーとして名高いローディアンのビルク・プレッシーは、銀河デジャリック協会チャンピオン・トーナメントで自分に対してシャンドリラン・ギャンビット戦術を仕掛けてきた対戦相手をモーフ=ミルカーと呼んで嘲笑った。[2]
制作の舞台裏[]
モーフ=ミルカーという言葉の初出は2017年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』である。[1] 動物に携わる職業を罵倒語として用いるという点で、レイア・オーガナが『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で発した“ナーフ飼い”との類似性がみられる。[3][7] 邦訳媒体では訳出されずに「間抜け」などの他の日本語の悪態に置き換えられることも多い。[1][4][8] また一部の小説版では「間抜け」や「間抜け野郎」といった語にモーフ・ミルカーというルビが振られている。[9][10]
登場作品[]
ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – ヨーダからの任務
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 (初登場)
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 ジュニアノベル版
レジスタンス – 呪われたカズ
ワイルド・スペースからの物語:勝ち負け—アドベンチャーズ(2017) 24 (回想シーン)
参考資料[]
Karabast! 7 Galactic Slang Terms for Everyday Use - StarWars.com (アーカイブ)
- スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ:公式ブラック・スパイア・アウトポスト料理本
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
- ↑ 2.0 2.1
ワイルド・スペースからの物語:勝ち負け—アドベンチャーズ(2017) 24
- ↑ 3.0 3.1
Karabast! 7 Galactic Slang Terms for Everyday Use - StarWars.com (アーカイブ)
- ↑ 4.0 4.1
ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – ヨーダからの任務
- ↑ 5.0 5.1 スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ↑ スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- ↑ スター・ウォーズ フォースの覚醒 ジュニアノベル版
- ↑ スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- ↑ ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版