ヤレアル・プーフ(Yarael Poof)はケルミアンの男性で、銀河共和国末期にジェダイ最高評議会に属したジェダイ・マスター。ジェダイのマインド・トリックや幻惑の専門家であると同時に、優れた外交官かつ教師でもあったプーフは、他の評議員たちと共に“選ばれし者”アナキン・スカイウォーカーのテストに立ち会い、シス卿復活の報せを受けた。彼はジオノーシスの戦い以前に命を落とし、ヴァークのジェダイ・マスター・コールマン・トレバーが評議会の席を埋めた。
経歴[]
惑星ケルミア出身のジェダイ・マスター、ヤレアル・プーフは銀河共和国の衰退期にジェダイ最高評議会のメンバーを務めていた。名高い外交官かつ教師だったプーフは、ナブーの侵略当時ジェダイ・オーダーに所属していた4人のケルミアンの中で最年長だった。
ナブーの戦いの直前、惑星ナブーに派遣されていたジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンがコルサントのジェダイ・テンプルに戻り、評議会室でプーフたち評議員の前に立った。タトゥイーンで謎の襲撃者と戦ったジンは、ジェダイの仇敵であるシス卿が復活したに違いないと考えていた。また、彼はタトゥイーンで並外れたフォース感応力を持つアナキン・スカイウォーカー少年を発見し、ジェダイの訓練を受けさせるためコルサントに連れてきていた。ジンはこの少年がフォースにバランスをもたらす“選ばれし者”だと信じていたが、評議会は歳を取りすぎているという理由で訓練を許可しなかった。しかし、ジンがナブーの戦いでシスの暗黒卿ダース・モールに敗れて命を落とした後、評議会は決定を覆し、ジンの遺言に従ってスカイウォーカーをオビ=ワン・ケノービのパダワンにした。
プーフはジオノーシスの戦い以前に命を落とし、代わりにヴァークのジェダイ・マスター・コールマン・トレバーが評議会入りした。
人物[]
ヤレアル・プーフは細長い首を持つケルミアンで、身長は2.64メートルだった。彼は青白い皮膚に赤い目を持ち、他のケルミアンと同様、頭と胸に2つの脳を備え、ジェダイのローブの下に2組目の腕を隠していた。プーフはジェダイ評議会メンバーの穏やかな思想家だったが、マインド・トリックで同僚をからかういたずら好きな一面もあった。
力と能力[]
ヤレアル・プーフは優れた教師および外交官で、ジェダイのマインド・トリックや幻惑の技術に熟練し、その力を使って紛争に解決をもたらした。彼はライトセーバーを器用に扱い、脊椎のない肉体のおかげで驚くべき技を繰り出すことができた。
装備[]
プーフは伝統的なケルミアン様式のカノム・カラーがついた茶色のジェダイ・ローブを着こみ、ライトセーバーを携帯していた。