- 「力を尽くさなかったことを悔やんで残りの人生を過ごすなどできません。私は配下の星には容赦なく対応すべきだとずっと申し上げてきました」
- ―ライナス・モスク巡査部長[出典]
ライナス・モスク(Linus Mosk)は人間の男性で、惑星モーラーナ1の住民、プリオックス=モーラーナの元巡査部長、溶鉱炉作業員。帝国時代、モスクは自由交易宙域を統治する企業当局プリ=モーに仕え、保安部隊の巡査部長として法執行の職務に当たった。5 BBY、プリ=モーの職員2名が殺される事件が起きた後、モスクは保安監査チームのシリル・カーン副捜査官に協力し、殺人犯キャシアン・アンドーを逮捕するためにチームを編成した。モスクは今こそ領域内の犯罪に厳正に対処すべきと訴え、カーンの方針を熱烈に支持した。
モスクたちはアンドーの住む惑星フェリックスへ赴き、機動タック=ポッドで地表に降りた。モスクはカーンと共に西チームを率いてアンドー家の住居を訪ね、令状を執行しようとしたが、容疑者は不在だった。しかしアンドーが自宅にいるドロイドB2EMOに連絡を寄越したため、モスクは逆探知で彼の居場所を突き止めた。モスクは東チームを現場に派遣したが、アンドーはルーセン・レイエルと協力して反撃に転じた。東チームが3名の犠牲者を出した後、西と北チームはリックス通りでアンドーとその協力者を待ち伏せしようとした。しかしアンドーたちは爆弾を仕掛けた囮のランドスピーダーでプリ=モーの注意をそらし、スピーダー・バイクで街から逃げ去っていった。
モスクたちの失態は、結果的にプリ=モーの失墜を招き、自由交易宙域の支配権は銀河帝国によって剥奪された。モスクも帝国保安局のブレヴィン監査官から直々にお役御免を言い渡され、プリ=モーの職を失った。その後、彼はモーラーナ1で溶鉱炉の作業員となったが、その後もアンドーの情報を追い続けた。アンドーの養母マーヴァが死んだ際、彼はコルサントにいるカーンに連絡を取り、アンドーがマーヴァの葬送に参加するためフェリックスに姿を現すかもしれないと伝えた。その後、モスクはカーンとともにフェリックスを再訪し、リックス通りで発生した暴動を目の当たりにした。
制作の舞台裏[]
ライナス・モスクは動画配信サービス Disney+ の実写TVドラマ・シリーズ『キャシアン・アンドー』のために制作されたキャラクターである。俳優はアレックス・ファーンズ。2022年9月21日公開のシリーズ第2話『俺かもしれない』で初登場を果たした。[1]
登場作品[]
- キャシアン・アンドー – 俺かもしれない (初登場)
- キャシアン・アンドー – 報いの音
- キャシアン・アンドー – アルダーニ
- キャシアン・アンドー – フェリックスの娘 (通信スクリーン上に登場)
- キャシアン・アンドー – リックス通り