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ラクサス・セカンダス(Raxus Secundus)、通称ラクサスは青々とした自然が生い茂るアウター・リム・テリトリー惑星である。タイオン・ヘゲモニーに属し、クローン戦争期には独立星系連合首都として機能していた。美しい自然で知られるラクサスは温暖な気候に恵まれ、表面は大洋と広大な土地に覆われていた。分離主義元老院議事堂首都ラクサロンに置かれていたため、ラクサスにはオンダロン出身のミーナ・ボンテリといった多数の元老院議員が居住していた。ラクサスには他にもラクサロンから遠く離れたタムウィズ・ベイという名の主要都市があった。

ラクサスはクローン戦争において非常に大きな戦略的価値を持ち、分離主義勢力は宇宙艦隊を配備して惑星を封鎖し、旅行者の厳重なチェックを行っていた。それにもかかわらず、銀河共和国パドメ・アミダラ議員とジェダイパダワンアソーカ・タノはボンテリ議員と対話するためラクサスへの密航を試み、中立星系から輸送船に乗ってラクサロンに潜り込むことに成功した。また、連合の国家主席であるドゥークー伯爵ホログラム通信を使って分離主義元老院の会議に参加したが、この星に直接足を運ぶこともあった。19 BBY、ドゥークーはとある式典のためラクサスを訪れたとき、ジェダイ・マスタークインラン・ヴォス賞金稼ぎアサージ・ヴェントレスに命を狙われた。戦争終結後、ラクサスは共和国の後継者である銀河帝国の標的になる。帝国はアンターの虐殺によって旧分離主義勢力の星々に圧力をかけ、ラクサスも降伏に追い込まれた。

制作の舞台裏[]

ラクサス・セカンダスはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のために制作された惑星であり、2010年11月19日放送のシーズン3第10話『分離主義者の友』で初登場を果たした。本作では単に「ラクサス」と呼ばれている。[6] なおルーカスアーツのゲーム『スター・ウォーズ クローン戦争』(2002年)や『フォース アンリーシュド』(2008年)にはゴミに覆われた惑星ラクサス・プライムが登場している。[9][10] 『分離主義者の友』放送当時 StarWars.com に掲載されたエピソード・ガイドには「ラクサスとラクサス・プライムがどういう関係にあるかは現時点では不明である。しかし分離主義者の首都の牧歌的な美しさを考えると、両者は明らかに別の惑星である」と記述されており、当初から両者は同じ名前だが別の惑星とされていた。[6]

2014年レジェンズの設定資料集『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ:エピソード・ガイド』(ジェイソン・フライ著)にて、分離主義者の首都ラクサスが初めて“ラクサス・セカンダス”という名前で紹介され、ラクサス・プライムとは別物であることがより明確になった。[11] 正史媒体では、2016年スター・ウォーズ ヘルメット・コレクションでこの名前が紹介された。[12]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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