ラクティヴェル(Ractivelle)は反乱同盟の伍長で、同盟軍特殊部隊スターダスト・ユニットの隊員である。銀河帝国がエンドア星系で第2デス・スターを建造していることが明らかになった後、ラクティヴェル伍長はエンドアが属すモッデル宙域の星図を報告書にまとめた。本報告書のなかでラクティヴェルは、同盟宇宙軍がモッデル宙域に入る方法としてスパー・トレード・ルートを挙げつつ、その終点であるアナージは帝国軍に防衛されている可能性が高いと指摘した。またその先はフーシェ・ランを航行することになるが、最後はモンスアやディン星雲を飛び越えるホップスコッチ(けんけんぱ)のような接近方法になると述べた。以上の事実から、ラクティヴェルはエンドアに奇襲を仕掛けるのは無理だと断定した。[1]
ラクティヴェルは帝国がエンドアに物資を運び込んでいる方法を特定することができなかったが、間もなくキャピン・ハリナー少佐によってサンクチュアリ・パイプラインと呼ばれる秘密の航路が発見された。この航路はサラストとエンドアを直接つないでおり、モッデル宙域はゆっくり移動するしかないというラクティヴェルの主張を覆すものだった。[1]