ロポトワナラントニー(Rapotwanalantonee)はラッパーチュニー(Rappertunie)というステージ・ネームでよく知られた、惑星マンファ出身のシャウダ・ユブ種族のミュージシャンである。帝国時代、彼はマックス・レボ・バンドの一員としてグロウディ・ハーモニクを演奏した。
経歴[]

ラッパーチュニー
惑星マンファ出身の[1] ロポトワナラントニーは、皆からラッパーチュニーと呼ばれていた。[4] 旅が好きだったラッパーチュニーは、音楽の才能を生かして銀河系を旅してまわった。やがて彼はグロウディ・ハーモニク奏者としてマックス・レボ・バンドに加わった。しかしバンドのリーダーであるマックス・レボが食べ物と引き換えに犯罪王ジャバ・ザ・ハットと契約を結んでしまったため、ラッパーチュニーは乾燥した環境が苦手な種族であるにも関わらず、砂漠の惑星タトゥイーンにあるジャバの宮殿で生涯演奏することになってしまった。[1]
銀河内戦の時代、ラッパーチュニーは宮殿のステージの奥で演奏を行いながら、密かに逃亡計画を練り続けていた。[1] 3 ABY以降のある時、ラッパーチュニーとリスタール・サントはアンカーヘッドに拠点を置くタック=コムからインタビューを受けた。この組織は反乱同盟に属しており、ラッパーチュニーらが提供した情報はハン・ソロの救出作戦に活用された。[5] 4 ABY、ラッパーチュニーたちが『ジェダイ・ロック』の演奏を行っていた時、ジャバがトワイレックの踊り子ウーラをランコアの穴に落としたため、バンドの演奏が一時中断された。ジャバがジェダイのルーク・スカイウォーカーらと対立し、レイア・オーガナによって殺害された後[3]、バンドは解散した。[1]
人物[]
ラッパーチュニーは緑色の肌の男性シャウダ・ユブで、身長は0.3メートルだった。[2] 彼は両生類種族であるため、本当は肌に湿気が必要だったが、マックス・レボのせいで乾燥した砂漠の惑星タトゥイーンに居続ける羽目になった。ラッパーチュニーはグロウディ・ハーモニクの上に座って丸一日でも身じろぎせず過ごすことができたが、それは本来なら、湿っている皮膚を少しでも冷やすためのシャウダ・ユブ特有の行動だった。また彼は他のシャウダ・ユブと同様、毒が混じった唾を吐き、自分を脅かす相手を麻痺させることができた。[1]
技術と能力[]
ラッパーチュニーはマックス・レボ・バンドの一員としてグロウディ・ハーモニクと呼ばれる[2] 複合楽器[6] を演奏した。彼は手足の指と口を駆使してこの楽器を弾いた。[2]
制作の舞台裏[]
ラッパーチュニーは1997年に公開された『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の特別編で初登場を果たした。[3] 制作現場では“ジェダイ・ラッパー”(Jedi Rapper)というニックネームをつけられていた。このキャラクターは『ジェダイの帰還』特別編のために新規および既存の映像にデジタル合成されたパペットである。[7]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (初登場) (特別編)
参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
Rappertunie - 公式データバンク