ラパロ(Laparo)はフリゴーシアンの女性で、惑星タコダナにあるマズ・カナタの城に滞在していた闇の外科医である。パートナーのスロンバとともに、姿をくらましたがっている顧客に整形手術を提供していた。34 ABY、ファースト・オーダーがマズ・カナタの城を攻撃した際に、ラパロの研究室も破壊されてしまった。
経歴[]
スロンバとラパロ、その顧客
ラパロはタンシル5出身の女性フリゴーシアンであり、ファースト・オーダーとレジスタンスが冷戦を繰り広げた時代に、パートナーのスロンバと一緒に闇の外科医として生計を立てていた。2人は惑星タコダナにある海賊マズ・カナタの城の塔のひとつを借りてラボとして活用し、姿をくらましたがっている客たちに、整形手術を提供していた。ある時、パートナーのビーリー・アムダスを殺害した犯罪者のリン・ビグルストンが、2人に手術を依頼した。ラパロたちはビグルストンの顔を勝手にアムダスの顔に整形し、依頼者が城の近くに隠していたクレジットを盗んだ。ビグルストンは支払いをせずに逃げ去ったが、アムダスの顔のせいで間もなく逮捕されることになった。[1]
34 ABY、密輸業者のハン・ソロがゴミ漁りのレイやストームトルーパーの脱走兵フィン、アストロメク・ドロイドのBB-8を連れてマズ・カナタに会いに来た時、ラパロとスロンバも城内のホールに居合わせた。それから間もなく、ファースト・オーダーの超兵器スターキラー基地によるホズニアン星系への攻撃が行われ、城内にいた多くの人々が外に出て、上空を見上げた。その後、マズの城はファースト・オーダーの攻撃にさらされ、ラパロたちのラボを収容した建物も破壊されてしまった。[2]
制作の舞台裏[]
ラパロは2015年12月1日に発売された正史の短編小説『悪人の顔』(ランドリー・Q・ウォーカー著)で初登場を果たした。本作は2015年12月18日公開の映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』とタイアップしたマルチメディア・シリーズ「ジャーニー・トゥ・フォースの覚醒」に属しており[1]、ラパロはスロンバとともに『フォースの覚醒』に脇役として登場している。[2]
登場作品[]
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ:エイリアン・アーカイブ
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル (ビジュアルのみ)