ラマット・チャ(Ramat Cha)は人間の女性で、バダ・チャの妻。帝国時代の最初期、バダや娘のチャナスとともに賞金稼ぎとして活動していた。
歴史[]
19 BBY、銀河帝国設立直後、ラマットとバダ、チャナス・チャはハンター・ネットで手に入れた情報をもとに、ジェダイの生存者を生け捕りにするためカバリアを訪れた。カバリアのバーで獲物を待ち伏せしたラマットたちは、そこに現れたシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーをジェダイと勘違いして奇襲を仕掛けた。賞金稼ぎ一家はイオン・グレネードや個人用エネルギー・シールドを駆使して戦ったが、フォースを使うヴェイダーには敵わず、最終的に今回の標的を諦めて撤退した。[1]
しかしヴェイダーはチャ一家をスピーダー・バイクで追跡し、チャナスを人質にとった。ラマットとバダは娘を見逃してもらうためヴェイダーと交渉し、ラマットのスライサー技術を使ってハンター・ネットの情報提供者を特定する手伝いをすると申し出た。ヴェイダーが交渉に応じ、チャナスが1人で逃げ去ると、ラマットとバダはハンター・ネットをハッキングして手に入れた情報をヴェイダーに教えた。のちにヴェイダーは、今回の事件の首謀者が帝国軍のバロッキ大佐であることを突き止めた。[1]
制作の舞台裏[]
ラマット・チャは2018年に発売された正史のコミック『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 潰えた遺産』(チャールズ・ソウル作、ジュゼッペ・カムンコリ画)に登場するキャラクターである。ヴェイダーと交渉して娘だけ見逃してもらった後の、ラマットとバダの最期はコミックでは描写されていない。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 潰えた遺産 (初登場)