ランド・カルリジアンの改造型SE-14rピストル(Lando Calrissian's customized SE-14r pistol)[4] は密輸業者のランド・カルリジアンが所有した2丁のSE-14r軽連射式ブラスターである。このブラスターにはカルリジアンの洗練されたスタイルが反映されており、クロミウムで仕上げられていた。またカルリジアンはこの武器のほかにX-8ナイト・スナイパーも所有していた。
特徴[]

ノイズ・サプレッサーを取り付けたランド・カルリジアンの改造型SE-14rピストル
密輸業者ランド・カルリジアンは極力暴力に頼らず話し合いで問題解決することを好んでいたが、いざ武器を抜くことになった時もスタイリッシュでなければならないと考えており[2]、所有するSE-14r軽連射式ブラスターにもその洗練されたスタイルが反映されていた。[4] このブラスター・ピストルはナブーの衛星で採取された艶消しのクロミウムで仕上げられ、グリップ部分にティブリン真珠層がはめ込まれていた。[2] また銃身にはエレクトロスコープが付属しており、小型のイメージ拡大レンズが装備されていた。[3]
カルリジアンのSE-14rのトリガーは微妙な調整が可能で、銃口付近は各種アタッチメントを取り付けることが可能なねじ構造になっていた。この部分にノイズ・サプレッサーを兼ねたバレルを取り付ければ、射程距離を延ばすことができた。パワー・セルの弾薬カートリッジは銃口の下にあり、グリップの上にブラスター・ガスのカートリッジ・シールが配置されていた。また銃身の右側面にブラスター・ガスのレベルを示すインジケーターがあった。[3]
歴史[]
若い頃、ランド・カルリジアンはスタイリッシュなSE-14r連射式ブラスターを好んで使用した。[5] SE-14rは本来帝国軍将校しか使わないものだったが、カルリジアンはこの武器を2丁入手して改造し、グリップに真珠層を使い、ナブーのクロミウム仕上げを施した。[3]
ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代、カルリジアンは“隠者”として惑星パサーナで引退生活を送っていたが、2丁のSE-14rを長年のコレクションの逸品として所有し続けていた。彼はSE-14rのうち1丁をプロッド・ピストルに改造して使っていた。[3]
登場作品[]
参考資料[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
SE-14 blaster pistol - 公式データバンク