- 「1人で死ぬのは嫌なもんだ、坊主。ヴァルの言う通りだ」
- ―リオ・デュラント[出典]
リオ・デュラント(Rio Durant)は惑星アルデニア出身の男性アルデニアンで、帝国時代に活動した犯罪者、パイロットである。[1] トバイアス・ベケットが率いるギャング団の一員であり、ベケットやヴァルと長い付き合いだった。優れた戦略家にして大の話好きでもあるリオは[3]、風変わりな経験談になりそうな新しい仕事に喜んで飛びついた。リオはもともとクローン戦争で銀河共和国に協力した独立軍“フリーダムズ・サンズ”のメンバーだったが、戦争が終わると収入が無くなってしまったため、軍隊で培った技術を犯罪行為に役立てて生活費を稼ぐことに決め、すぐにベケットと一緒に仕事をするようになった。また、人が良いリオはチームの仲間に料理を振る舞うのが趣味だった。[1]
10 BBY、リオとベケット、ヴァルはクリムゾン・ドーンの首領ドライデン・ヴォスから銀河帝国のコアクシウムを奪取する仕事を与えられた。彼らは任務に必要なATホーラーを手に入れるため惑星ミンバンの戦場を訪れ、そこでハン・ソロやウーキーのチューバッカと出会う。ヴァルはハンとチューバッカを厄介者とみなしたが、リオは彼らに好意的で、結局ベケットもこの2人を今回の任務のクルーに加えることにした。寒冷惑星ヴァンドアで強奪作戦が始まると、リオはコアクシウムを積んだコンヴェイエクスの車両をATホーラーで持ち上げる係を務めた。しかし情報を聞きつけたクラウド=ライダーズがベケットのクルーを妨害し、リオはATホーラーに乗り込んできたスウープ・ギャングとの銃撃戦で致命傷を負った。リオはコックピットに駆けつけたハンと短い会話を交わし、間もなく息を引き取った。[2]
制作の舞台裏[]
リオ・デュラントは2018年の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターで、ジョン・ファヴローが声優を務めた。ファヴローは2018年2月16日に自身が演じるキャラクターの画像をTwitter上にアップし、4月8日に初めて役名を公開した。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:ベケット
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー ジュニアノベル版
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー コミック版
参考資料[]
- アート・オブ・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー:テールズ・フロム・ヴァンドア
- Rio Durant - 公式データバンク