Fandom


「3回スキャンしましたが、マスター・ヨーダのお体に異常はみられません。わたしは彼の種族の専門医ではありませんが、わたしから見て、彼は完全に健康体と言えます」
―ドクター・リグ・ネマ[出典]

リグ・ネマ(Rig Nema)はクローン戦争期にジェダイ・オーダーに仕えた、ジェダイ女性医師である。惑星コルサントジェダイ・テンプルで働いていたネマは、生物学の知識とフォースを診断に役立て、精神と肉体両方の治療を行っていた。銀河共和国独立星系連合の紛争が佳境に差し掛かっていた19 BBY、ネマはグランド・マスターヨーダを診断する。彼は死んだはずのクワイ=ガン・ジンの声を聞き、自分の心身の状態に問題があるのではないかと疑っていた。スキャンの結果ヨーダが健康体であることが明らかになると、ネマは遮断の儀式を行って声の源を突き止めてはどうかと提案した。

経歴

「提案があるのですが、遮断の儀式をしてはどうでしょう。危険を伴う方法ですが、ヨーダが耳にした声の源を探れるかもしれません。その声がなんであったとしても」
―リグ・ネマ[出典]

ヒューマノイド種族女性、リグ・ネマは銀河共和国時代の末期にジェダイ・オーダーに仕え、首都惑星コルサントにあるジェダイ・テンプルドクターとして働いていた。共和国と独立星系連合クローン戦争を繰り広げていた19 BBY、ネマはジェダイ最高評議会を率いるグランド・マスターヨーダの治療を任される。

NemaKenobiYoda

ヨーダの診断を報告するリグ・ネマ

ヨーダはナブーの戦いシス卿ダース・モールに殺されたはずのクワイ=ガン・ジンの声を耳にし、自身の心身に問題があるのではないかと疑っていた。ネマの診断を受ける前、ヨーダはジェダイ評議会のメンバーを集めて瞑想を行ったが、彼以外に亡きジェダイ・マスターの声を聞けた者は1人もいなかった。声の正体は霊体化したクワイ=ガン本人だったが、当時はヨーダも含め、後に自我を保つ術を知る評議員はいなかった。評議員のマスター・キ=アディ=ムンディは、シスの暗黒卿の陰謀がヨーダの不調の原因なのではないかと疑った。

リグ・ネマはジェダイ・テンプルの医療区画でヨーダを3回にわたってスキャンし、グランド・マスターが完全な健康体であるという診断を下した。彼女はヨーダの脳の一部分が普通のジェダイではありえないほど活発に働いていることに気づいたが、900歳を超す高齢が原因だろうと判断した。ネマの報告を聞いたマスター・ムンディはメイス・ウィンドゥオビ=ワン・ケノービと話し合い、ヨーダとシス卿ドゥークー伯爵の関係について指摘した。ムンディはドゥークーが古い師弟の絆を利用してヨーダに影響を与えている可能性を懸念していたのである。

DeprivationRitual

遮断の儀式を行うヨーダ

ドクター・ネマはヨーダが自分自身で声の正体を突き止めるため、遮断の儀式を行ってはどうかと提案した。これは対象者を液体のタンクに入れて酸素の供給量を減らしていく極めてリスクの高い人工瞑想法だった。ウィンドゥの指示に従い、ネマはヨーダ本人の意思を確認したうえで遮断の儀式を開始する。儀式で限りなく死に近い状態に陥ったヨーダは、再びクワイ=ガンの霊体と会話することに成功し、彼ができなかったことを成し遂げるため惑星ダゴバへ向かうよう指示された。このときタンクの外で経過を見守っていたネマは、ケノービに命じられ、バイタルが急激に低下したヨーダをタンクの外に出した。ヨーダは瞑想の結果に満足したが、その内容について多くは語らなかった。

その後、ネマ、ケノービ、ムンディ、ジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーホログラムでウィンドゥに連絡を取り、ヨーダの瞑想について報告した。彼らはヨーダが死者との会話という到底ありえない現象を信じ込んでいることを危惧し、ウィンドゥから意見を求められたネマも、グランド・マスターの精神的なバランスについて不安を述べた。

医療区画に戻った後、ネマは病床のヨーダに安静にしているのが一番だと助言した。ウィンドゥの指示で医療室にはジェダイ・テンプル・ガードの見張りがつけられていたが、ネマが去っていった後、ヨーダはスカイウォーカーを説得して部屋から抜け出し、アストロメク・ドロイドR2-D2だけを連れて専用ファイターでテンプルから飛び去ってしまった。その後、彼はダゴバ、フォースの惑星モラバンドし、霊体化の秘密を突き止めた。

個性と特徴

「今は休むのが一番の薬ですよ、マスター・ヨーダ」
―リグ・ネマ[出典]

ドクター・リグ・ネマは黄色の肌と金色の目を持つヒューマノイド型種族の女性である。有能な医師だったネマは、生物学に関する知識とフォースを診断に役立てていた。彼女は細部まで心配りの利くプロフェッショナルで、マスター・ヨーダを診断した際には3回にわたってスキャンを行い、絶えず彼のバイタルサインをチェックし、ジェダイ評議会に定期的な報告を行っていた。

リグ・ネマは患者を救うためならば“遮断の儀式”のような危険な治療法を提案することもためらわなかった。儀式の途中でヨーダのバイタルが急激に低下し、マスター・ケノービがヨーダをタンクから出すよう指示したとき、ネマは治療を中断するのを躊躇った。ネマは遮断の儀式のリスクを事前に警告しており、中断を求められたことで動揺を見せていた。

力と能力

ドクターであると同時にジェダイでもあったリグ・ネマは、緑色の刃を放出するライトセーバー所有していた。彼女はグランド・マスター・ヨーダの治療に医学の知識とフォースを役立てたが、彼女自身、ヨーダの種族が専門外であることを認めていた。

制作の舞台裏

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リグ・ネマのモデルとなったメイス・ウィンドゥのコンセプト・アート

ジェダイのドクター、リグ・ネマは『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』第6シーズン『ザ・ロスト・ミッション』の第11話、『』に登場するキャラクターである。声優は同シリーズでパドメ・アミダラ元老院議員役も務めたキャサリン・テイバー

彼女のファーストネームは作中では言及されておらず、単に“ドクター・ネマ”や“ドクター”とだけ呼ばれている。フルネームはエンドクレジットや公式サイトStarWars.comのエピソード・ガイド、データバンクの記事などで明かされた。

リグ・ネマの外見はメイス・ウィンドゥの初期のコンセプト・アートをモデルにしている。モデルとなったアートは、映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』製作時、サミュエル・L・ジャクソンがキャスティングされる以前にイアン・マッケイグによって描き下ろされたものである。

登場エピソード

参考資料

他言語版
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