リシ・ステーション防衛戦(Defense of Rishi Station)はクローン戦争の最初の年にリシの月で発生した戦闘である。当時、独立星系連合のグリーヴァス将軍とダーク・ジェダイのアサージ・ヴェントレスは、銀河共和国のクローン・トルーパー製造施設がある惑星カミーノへの侵略を企てていた。攻撃に備え、彼らはリシ・ムーンにある共和国の前哨基地を沈黙させる必要があると考えた。グリーヴァスは新型のBXシリーズ・ドロイド・コマンドーから成る攻撃部隊をボーディング・シップに乗せて送り出し、隕石に紛れて衛星に侵入させた。バトル・ドロイドのコマンドー部隊はクローン兵士を不意打ちしてステーションを占拠し、共和国宇宙軍への信号を「異常なし」に固定する。新人兵士のエコー、ファイヴス、ヘヴィー、カタップは攻撃を生き延びて基地の外に脱出したが、カタップはリシ・イールに襲われて命を落とした。
リシ・ステーションがドロイドの制御下にあるとは知らず、クローン・コマンダー・コーディとキャプテン・レックスが視察のためリシの月にやってきた。2人はドロイド・コマンドーの待ち伏せを生き延び、新人トルーパーたちと落ち合った。彼らはドロイドを欺いて正面ドアを突破し、基地奪回に向けた攻撃を開始する。ドロイド・コマンドーとの連絡が途絶えたため、グリーヴァスはC-9979着陸船を様子見に派遣する。その頃、クローンはドロイドから基地を取り戻していたが、「異常なし」の信号を早急に止めるには施設を破壊する必要があると判明した。バトル・ドロイドの援軍が迫りくる中、彼らは暖房用の液体ティバナで急ごしらえの爆弾を作成した。トルーパーたちは通気シャフトでステーションから脱出したが、爆弾のリモコンの準備が整わなかったため、ヘヴィーが1人で施設に残り、手動で起爆装置のスイッチを入れた。ヘヴィーの犠牲によってリシ・ステーションはドロイド軍団もろとも粉々に吹っ飛び、共和国艦隊への信号もストップした。その後、分離主義者によるカミーノ奇襲を未然に阻止した功績を称えられ、エコーとファイヴスは第501軍団のメンバーに迎えられた。
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