リック

リック
人物の情報
死亡	9 BBY、コーボー
身体の情報
種族	人間
性別	男性
政治と年代の情報
所属	銀河帝国 ストームトルーパー兵団

「ジェダイだ！ 死ぬ覚悟はできてるか！？ ぐあああああ！」

―カル・ケスティスに対し、リック

リック（Rick）、別名ドア技術者リック（Rick the Door Technician）は人間の男性で、銀河帝国に仕えたスカウト・トルーパー。9 BBY当時、惑星コーボーの帝国軍ポスト8L-055に配属されていた。コーボーで帝国軍とベッドラム・レイダーが戦いを繰り広げる中、リックは帝国軍ポスト8L-055に姿を現したジェダイ・ナイトのカル・ケスティスに一対一の対決を挑んだ。

経歴

「俺と戦うにはライトセーバーが必要だぞ、ジェダイ」

―リック

人間の 男性、リックは銀河帝国のストームトルーパー兵団に仕え、スカウト・トルーパーの一員として活動した。 9 BBY当時、リックはアウター・リム・テリトリーの惑星コーボーに配属され、プロスペクターズ・フォリーに建てられた基地、帝国軍ポスト8L-055でドア技術者を担当した。この年、帝国はコーボーでダガン・ゲラ率いるベッドラム・レイダーや、ジェダイ・ナイトのカル・ケスティスらと三つ巴の戦いを繰り広げた。“山の観測所”周辺とプロスペクターズ・フォリーも戦場となり、帝国軍とレイダーの激しい戦闘が繰り広げられた。

帝国軍ポスト8L-055が警戒態勢に入っていた時、山の観測所を目指していたカル・ケスティスと相棒のドロイドBD-1がマール洞窟を通って帝国の施設に侵入した。カルはストームトルーパーやセキュリティ・ドロイドと戦いながら施設を制圧していき、サミット・リッジへ続くターボリフトがある通路にたどり着いた。通路の先でジェダイを待ち受けていたリックは、死ぬ用意はできているかとカルに声をかけた。リックは司令部に活躍を認められて昇進することを期待し、雄たけびを上げながらカルに一対一の対決を挑んだ。

リックはジェダイを倒すことなど容易だと思い込んでいたが、返り討ちに遭って命を落とした。

人物

リック

帝国軍のスカウト・トルーパー、リックは仲間を大勢倒したジェダイに独りで立ち向かう勇気を備えていた。カル・ケスティスと対決した際、リックは昇進への準備が万端に整っており、ここぞという活躍の時に向け、怒りで拳を固く握り締めていた。

装備

リックは白と黒のスカウト・トルーパー・アーマーを装着し、その上に黒いハーネスをつけていた。カルと対決した際、リックはエレクトロ・ライオット・バトンで武装しており、威圧的に敵を待ち構えていた。

制作の舞台裏

「ドア技術者リックの前に立ちはだかる者などいない」

―EAスター・ウォーズ公式

ドア技術者リックは2023年4月28日にエレクトロニック・アーツ（EA）から販売されたゲーム『Star Wars ジェダイ：サバイバー』に登場するボスキャラクターのひとりである。 声優はユーリ・ローエンタール。 他のボスと同様、出現時に個人名と体力ゲージが表示され、プレーヤーが勝利すると「ボスを倒した」の一文が出るにも関わらず、リックのステータスは普通のスカウト・トルーパーと同程度に設定されているため、ボスとしてはあっけなく戦闘が終了する。リックとの遭遇は不可避であるが、リックを殺さずに次の場所へ進むことも可能となっている。なおリックの二つ名である the Door Technician は日本語版ではカッコ書きでリック（ドア技術者）と表記されている。

ドア技術者リックはEA公式アカウントでもネタ扱いされており、2023年6月2日にEAスター・ウォーズ公式X（当時Twitter）にて全プレイヤーからの集計データが公開された際には、リックに“倒された”プレイヤーの数が489名であることが明かされた。これはランコアに倒された人数9,019,384名と比べると極端に少ないが、EAは11月21日にリックのデータのみ個別で続報を出し、倒されたプレイヤーが3,000名を超えたことを明かした。 また11月30日には、EAスター・ウォーズ公式Xがリックの解説テキスト付き画像を投稿し、声優を担当したのがローエンタールであることを明かした。

登場作品

• Star Wars ジェダイ：サバイバー （初登場）

脚注

他言語版

• English