- 「陰謀論を聞いてる余裕はない。俺はリフレッシャーを使いたいんだ!」
- ―AP-5に対し、ウェッジ・アンティリーズ[出典]
リフレッシャー(Refresher)[1]、あるいは洗面所(Lavatory)[2]、バスルーム(Bathroom)[3]、化粧室(Restroom)[4]、フレッシャー(Fresher)[5] とは個人衛生のために用意された部屋。通常、リフレッシャーには水が出るシャワーや音波シャワー[1]、トイレ[6]、洗面台などの設備が揃っていた。[7] リフレッシャーは帝国アカデミーなどの地上施設や[8]、センチネル級着陸船といった宇宙船の内部など、人の暮らしにかかわる至る所に存在した。シャトルのリフレッシャーは比較的小規模だが[6]、飲食店など大勢の人を収容する施設のリフレッシャーはそのぶん大型で、多数の洗面台が設置された。また共用のリフレッシャーの壁には利用者によって落書きがされることがあった。[7] 砂漠の惑星タトゥイーンの住居では、節水型の洗面台や、廃棄物を堆肥としてコンポスト可能なリフレッシュ・ユニットが利用されることがあった。[5]
歴史[]
惑星コルサントの元老院オフィス・ビル内にあった最高議長シーヴ・パルパティーンの執務室には、専用の洗面室が設けられていた。[5] 19 BBY[9]、クローン・トルーパーの逃亡者であるファイヴスは、コルサントにあるクローン用の酒場79'sのリフレッシャーで第501軍団の戦友であるキックスに声をかけた。[7]
5 BBY、キャシアン・アンドーは“キーフ・ガーゴ”という偽名を名乗って惑星ニアモスで暮らしていた頃、家のリフレッシャーのシャワー装置の上に、ブラスター・ピストルやクレジットなどの所持品を納めた箱を隠していた。のちにアンドーはニアモスで銀河帝国のショアトルーパーに誤認逮捕され[10]、ナーキーナ5の帝国刑務所に収監された。囚人仲間たちとともに脱獄を企てた際、アンドーはルーム2のリフレッシャーのポンプを破壊してタンクストイド製の床を水浸しにし、看守が電気ショック装置を使った際に漏電が発生するよう仕向けた。[11] 脱獄に成功した後、アンドーはニアモスに戻り、家のリフレッシャーに隠したままになっていた所持品を回収した。[12]
2 BBY[9]、反乱軍のパイロットであるウェッジ・アンティリーズはアストロメク・ドロイドC1-10P(チョッパー)やプロトコル・ドロイドAP-5とともに衛星キラン71でのコード回収任務を終えた後、ハイパースペース航行中のセンチネル級着陸船のリフレッシャーを利用した。しかしAP-5は、キラン・ステーションで帝国のネットワークに接続して以来チョッパーの様子がおかしいことを伝えるため、リフレッシャーでまさに用を足そうとしていたウェッジに後ろから話しかけた。トイレを使いたくて余裕がなかったウェッジは強い不快感を示し、AP-5の話に耳を貸さず、このRA-7プロトコル・ドロイドをリフレッシャーから追い出した。[6]
1 ABY[9]、プリンセス・レイア・オーガナ率いる反乱軍のチームは、惑星モン・カラでモフ・タン・フビの誘拐を企てた際、リフレッシャーの壁を壊してオペラ会場のモンカラドロームに侵入した。フビがトリオス女王と歓談していた時、C-3POとR2-D2は薬品が入ったグラブド・アクセラレーターを彼に渡した。アクセラレーターを飲んで体調を崩したフビはリフレッシャーに駆け込み、待ち伏せしていたチューバッカとハン・ソロによって身柄を拘束された。[13]
登場作品[]
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参考資料[]
- エズラ・ブリッジャーのレベル・ジャーナル
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- YT-1300 ミレニアム・ファルコン オーナーズ・ワークショップ・マニュアル
- スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ:バトゥー旅行ガイド
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~
- ↑ "The Voice of the Empire"—インサイダー第170号
- ↑ スター・ウォーズ:ポー・ダメロン レジェンド・ロスト
- ↑ ダーク・ディサイプル
- ↑ 5.0 5.1 5.2 スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- ↑ 6.0 6.1 6.2 反乱者たち – 二重スパイ・ドロイド
- ↑ 7.0 7.1 7.2 クローン・ウォーズ – 命令
- ↑ 帝国の奉仕者:秘密のアカデミー
- ↑ 9.0 9.1 9.2 スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ キャシアン・アンドー – 声明
- ↑ キャシアン・アンドー – 道はひとつ
- ↑ キャシアン・アンドー – フェリックスの娘
- ↑ スター・ウォーズ:モン・カラの反乱