Wookieepedia
Advertisement

「頭と首しか見たこと無いが、そんなにでかいのか」
コブ・ヴァンス[出典]

リヴァイアサン・クレイト・ドラゴン(Leviathan krayt dragon)は惑星タトゥイーン砂漠に生息したクレイト・ドラゴン亜種のひとつ。

生態と特徴[]

「タスケンが言うには、腹が唯一の弱点らしい」
ディン・ジャリン[出典]

クレイト・ドラゴンに分類される亜種のひとつ[3]、リヴァイアサン・クレイト・ドラゴンは先端が5本の指になっている16本の脚と、尖った尻尾、トゲがついた頑丈な皮膚を備えていた。[1] リヴァイアサンの体はブラスターの銃撃ではびくともしないほど頑丈だったが、腹だけが弱点だった。[2]

習性[]

「彼らはバンサを与えることで集落を守る。経験から学んだ消化サイクルを利用して、ドラゴンがなるべく長く眠るよう餌をやるんだ」
タスケン・レイダーの知恵について、ディン・ジャリン[出典]

リヴァイアサン・クレイト・ドラゴンはバンサなどの動物を捕食し、十分に食べた後は長い眠りにつくことがあった。彼らは地中を泳ぎながら獲物に接近し、顔と首だけを砂上に出して獲物を飲み込んだ。またリヴァイアサン・クレイト・ドラゴンは砂の振動を敏感に感じ取ることができ、スターシップが上空を飛んでいる時は警戒して地上に姿を見せなかった。[2]

歴史[]

「あの怪物はこの一帯を脅かしている。モス・ペルゴができるずっと前からだ。悪党やサンド・ピープルから町を守れたのはこのアーマーのおかげだ。皆も俺を頼ってる。だがクレイト・ドラゴンはひとりじゃ倒せない。手伝ってくれたらアーマーを返す」
―コブ・ヴァンス[出典]

モス・ペルゴを含む付近一帯は、が設立される以前から、とある1匹のリヴァイアサン・クレイト・ドラゴンに脅かされていた。このドラゴンはサルラックが居なくなった洞窟を巣穴にし、タスケン・レイダーの部族も悩ませていた。タスケンはドラゴンの消化サイクルを経験から学び、バンサを生け贄として差し出すことで、できるかぎり長くこの巨獣を眠らせることにしていた。[2]

9 ABYマンダロリアン賞金稼ぎディン・ジャリンがモス・ペルゴを訪れた日も、リヴァイアサン・クレイト・ドラゴンが地中から町に近づき、家畜のバンサを捕食して去っていった。ヴァンスはジャリンに、あの怪物を倒す手伝いをしてくれれば、彼が求めているマンダロリアン・アーマーを譲ると持ちかけた。ジャリンは取り引きに応じ、近隣のタスケン・レイダー部族の助力も取り付けた。しかしクレイト・ドラゴンを巣穴からおびき出す最初の試みは失敗に終わり、彼らはドラゴンの大きさを考慮してモス・ペルゴの住民にも協力を求めることになった。住民とタスケンはクレイト・ドラゴンの巣穴の前に爆弾を埋め、標的の腹が上にきたタイミングで起爆する作戦を立てた。結局ドラゴンはこの攻撃ではしななかったものの、ジャリンは爆弾を運んでいたバンサをドラゴンに丸呑みさせることで退治に成功した。その後、タスケンはドラゴンの死骸から大きな真珠を見つけ出した。[2]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 スター・ウォーズ:マンダロリアン ハンドブック
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 マンダロリアン ロゴ マンダロリアンチャプター9:保安官
  3. スター・ウォーズ・ベスティアリ 1 銀河系のクリーチャー
Advertisement